故マイケル・ジャクソン伝記映画、父ジョー・ジャクソン役が決定
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 今年の【アカデミー賞】にノミネートされている俳優コールマン・ドミンゴが、故マイケル・ジャクソンの伝記映画『マイケル』で、彼の父親の故ジョー・ジャクソン役を演じると米ザ・ハリウッド・リポーター(THR)が報じた。

 ドミンゴは、主演の故マイケルの甥ジャファー・ジャクソンと共演することになる。ジャクソン5時代の形成期の故マイケルは、9歳の俳優Juliano Krue Valdi(ジュリアノ・クルー・ヴァルディ)が演じる。

 ドミンゴは、THRに対して「ジョー・ジャクソンという豊かで複雑で欠点のあるキャラクターを演じられるという幸運に恵まれただけでなく、ジャファーの驚くべき変身を最前列で見ることができます。リハーサルで彼の姿を見て、本当に衝撃を受けました」と声明で述べ、「ジャファーが亡き叔父を体現する姿には神々しいものがあります。彼の才能とマイケルの本質の具現化する力は、まさに別次元です」と続けた。

 今作は、故マイケルの半生とキャリアを描くもので、『ボヘミアン・ラプソディ』のグラハム・キング、故マイケルの遺産の共同執行者であるジョン・ブランカとジョン・マクレーンがプロデュースする。監督は、2001年の【アカデミー賞】受賞作『トレーニング デイ』や2022年のウィル・スミス主演作『自由への道』を手がけたアントワーン・フークアが務める。

 故マイケルは、2009年6月25日に50歳で死去した。キング・オブ・ポップと呼ばれた彼は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で13曲のNo.1シングルを獲得した。最初に成功を収めたのは、ファミリー・グループ、ジャクソン5の一員としてで、4曲がHot 100を制した。

 映画公開は、2025年4月に予定されている。