「ジメ暑(ジメジメした湿度+高い気温)」が特徴の日本の夏は、何かと体調を崩しやすいもの。
そもそも夏バテとは、暑さによって起こる体調不良の症状であり、夏風邪も熱中症も食欲減退もすべてまとめて「夏バテ」と総称されます。
ところで、どうして夏バテになるの? 夏バテになりやすい人って?  夏バテにならないためには?というギモンを抱いている人に「夏バテ攻略法」をご紹介。
夏バテに効果的な方法を今日から早速取り入れ、カラダにエネルギーをチャージしてくださいね!

花火やBBQなど屋外イベントが多いこの季節。汗をかいたままの状態を放置すると、夏風邪の原因にも!
花火やBBQなど屋外イベントが多いこの季節。汗をかいたままの状態を放置すると、夏風邪の原因にも!
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夏バテになるメカニズムと、夏バテになりやすい人の特徴

熱中症による死者が出るなど、油断していると命を落としかねない恐ろしい夏バテ。
なぜ、夏バテは起こってしまうのでしょうか。
人間のカラダは常に体温を一定に保とうとしますが、温度差の激しい環境や偏った食事によっで、体温調節機能が働かなくなり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
体温調節機能の低下だけでなく、睡眠不足などによってさらに自律神経のバランスが乱れ、体調不良が加速。
これが夏バテを引き起こす原因なのです。
では、どのような人が夏バテになりやすいのでしょうか。
■シャワーで済ませて湯船には浸からない
「入浴後に汗が引かないので、湯船には入りたくない」といった人も多いでしょうが、ぬるま湯に20~30分間浸かると血流がよくなり、夏バテによる頭痛や食欲不振の解消が期待できます。
入浴後に吹き出す汗が気になる人は、最後にアタマからつま先まで冷水シャワーでクールダウンし、汗腺を引き締めましょう。
■毎晩、夜遅くまで起きている
イベント盛りだくさんの夏は、つい夜更かししてしまいがち。でも、睡眠不足は疲労回復の大敵!
「夏バテ知らずは、疲れ知らず」の言葉の通り、まずは十分な睡眠でその日の疲れをとってあげることが大切です。
■食事は簡単なもので済ませることが多い
食欲がないからといって、偏った食生活を続けていると疲労感や食欲不振を招きます。
バランスのよい食事で、食欲減退を防ぎましょう。

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