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この先の東北地方は、21日(日)から22日(月)は南岸低気圧の影響で、広く湿った雪や雨が降るでしょう。風が海上を中心に強まり、荒れた天気となる恐れがあります。24日(水)から25日(木)は上空に強い寒気が流れ込み、日本海側の山沿いを中心に大雪の恐れがあります。

【前半】21日(日)~22日(月) 荒れた天気 南岸低気圧の動きに注意

明日17日は、東北北部は湿った空気の影響で、雨や湿った雪が降るでしょう。東北南部は南から高気圧におおわれて、おおむね晴れる見込みです。

18日(木)も雨の降る所がありますが、天気の崩れは一時的です。19日(金)から20日(土)は天気が回復し、広い範囲で晴れる見込みです。

21日(日)から22日(月)は南岸低気圧の影響で、広く湿った雪や雨が降り、降り方の強まる所があるでしょう。低気圧の発達具合や進路によっては、岩手県(内陸の北部、沿岸北部)、青森県三八上北は大雪の恐れもあります。また、風が海上を中心に強まり、波も高くなるでしょう。土日にお出かけの予定がある方は、今後の南岸低気圧の動きに注意が必要です。

23日(火)は、冬型の気圧配置となるでしょう。雪が日本海側を中心に降り、吹雪く所がありそうです。海上では波の高い状態が続くため、引き続き高波にお気を付けください。

20日(土)は二十四節気の「大寒」で、1年のうちで最も寒い頃です。この期間は暦通り、この時期らしい寒さが続くでしょう。20日(土)は放射冷却が強まり、内陸を中心に冷え込む予想です。水道管が凍結する可能性があるため、お休み前には水抜きなどの対策が必要になりそうです。

【後半】24日(水)~25日(木) 日本海側の山沿いを中心に大雪の恐れ

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この期間は、東北北部は雪の降る日が多いでしょう。特に、24日(水)から25日(木)は上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側の山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。24日(水)は強い季節風に乗って、太平洋側にも雪雲が流れ込む予想です。

最高気温は平年並みの日がほとんどで、真冬の厳しい寒さが続くでしょう。最低気温は平年並みか低く、朝晩は内陸ほど冷え込みが強まるでしょう。受験生の方は、手袋やホッカイロなどで防寒対策を万全にしてお過ごしください。

風雪・大雪・低温に伴うリスク

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風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。