歌舞伎町を視察する警察庁の露木康浩長官(中央)

新しい法案も提出予定

 この母親は歌舞伎町で偶然ホストに再会したのは「仕組まれたのではないか」と疑っており、同様の経験を持つ母親は「友達を紹介すると、売り掛けが減額になるシステムがある」と語っていたという。

 現在、塩村氏は新しい法案の国会提出も考えているという。

「12月2日に法案を出す予定です。罰則規定はなく、啓発的なものになりますが、取り締まり強化のための法整備は意識しています。現行法をしっかり使えるような体制づくり、相談窓口づくり、女の子たちに戻ってもらえるような社会復帰支援を盛り込んだものになります」

 若い女性たちの人生を台無しにする悪質ホストクラブは一掃されなければならない。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

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