「蚯蚓出(みみずいずる)」は七十二候・立夏の次候。その通り、春になると前年の冬に生みつけられた卵からミミズが孵り、目に付くようになります。 「大地の腸」「大地の鍬」とも言われ、土壌の腐敗物(生物の死骸や落ち葉、糞など)を食べて分解し、土壌のph値を調整したり保水性や酸素含有量を高めたり、更には死んだ後には土壌に窒素養分をもたらすなど、地中で八面六臂の大活躍をしている農業の益虫だとい…

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