【ブリット・アワード2020】ビリー・アイリッシュ、007テーマ曲の初パフォーマンス映像が公開
【ブリット・アワード2020】ビリー・アイリッシュ、007テーマ曲の初パフォーマンス映像が公開
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 現地時間2020年2月18日に英ロンドンのO2アリーナにて開催された【ブリット・アワード2020】で、ビリー・アイリッシュが、007シリーズ第25作となる『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のテーマ曲「No Time To Die」を初めてパフォーマンスした。https://youtu.be/2I1ZU5g1QNo

 映画のスコアを手掛けたハンス・ジマーが指揮するオーケストラをバックに、ステージの中央に置かれた椅子に座ったビリーは、兄フィニアスのピアノ、ジョニー・マーのギターの演奏に合わせて、物憂げなバラードを堂々と歌い上げた。

 英情報番組『BBC Breakfast』との最新インタビューでビリーは、このテーマ曲を手掛けることになった経緯について「昨年の初めに、チームのみんなに“ねぇ、もしボンド映画に関する企画があれば参加したい。それが可能であるなら”と話したことを憶えている」と振り返り、「必要なことはなんでもやるから」と伝えたことを明かした。

 フィニアスもまた、「この機会を軽んじてはいないし、自分たちがふさわしいと証明するために、どんな努力も惜しまなかった。他の素晴らしい楽曲をコピーしようとしていると感じるようなものは作りたくなかったから、これらの(過去のテーマ)曲を聴くことは、とても役に立った」と説明している。

 ビリーは、授賞式で<インターナショナル女性ソロ・アーティスト賞>に輝いており、受賞スピーチでは「ここ最近ものすごく嫌われていると感じていたけれど、ステージに立って、みんなが私に向かって微笑んでいるのを見た時、本当に泣きそうになった」とエモーショナルに話し、「今も泣きたい気分だよ」と声を震わせながら語った。https://youtu.be/QDFiIGTDM6k