夜景は、季節に問わず美しく、感動させられるものだと思いますが、実は冬のほうが、より美しく感じられるといわれています。
それは、
●気温と湿度が低いために空気が澄んでいる
●遠くの方まで明かりを綺麗に見渡せる
という理由があります。
クリスマスのイルミネーションイベントも各地で行われていますが、イルミネーションが美しいのは、見る側のテンションが高いからだけではなく、澄んだ空気のなかで、より美しく楽しめるというわけですね!

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夜景自慢の長崎のお薦めイベントは?修学旅行で、訪れたことがある方も、少なくないと思いますが、今年のお薦めは、グラバー園と出島周辺の「長崎ロマンティックイルミネーション」です。
グラバー園は、1863年に、スコットランドから渡来したトーマス・グラバーが建設した住まいを展示公開しています。
高台にあり、長崎の港が一望できて、素晴らしい眺望なのですが、通常営業時間は、6時まで。日没時間の遅い長崎では、ふだんは、園内からの夜景を楽しむことができないのですが、現在、1月25日まで期間限定で、営業時間を延長しているのです!
歴史的施設を約30万球のイルミネーションがライトアップして美しく輝く園内から、港長崎の夜景も楽しめるというわけです。
実は、これ、長崎駅から出島、南山手の旧外国人居留地の間にある公園や公共施設が、キラキラと輝くLEDのイルミネーションで彩られる「長崎クリスマス」として開催されていたもので、今年、長崎で国体「がんばらんば国体」が開催されたのを機に、「長崎ロマンティックイルミネーション」として、パワーアップしたものなのです。エリアが大幅に拡大され、出島をはじめ、もちろん、お勧めしているグラバー園、長崎水辺の森公園、長崎県美術館や市内の教会などがイルミネーションで装飾されるほか、大浦天主堂や旧香港上海銀行長崎支店記念館などがライトアップされます。22日~25日は、更なるイベントもグラバー園内で、クリスマス時期には、ライブイベントや、展望広場に、ハート型にキャンドルを並べて灯し、写真撮影できるハートキャンドルイベントなど、ロマンティックな気分にひたれそうなものも用意されています。
イルミネーションと夜景の両方が楽しめるこの特別イベントは、ぜひ、修学旅行以来…の方にこそ、見ていただきたいと思います!