【先ヨミ・デジタル】米津玄師「馬と鹿」が3.3万でDLソング首位 理解不能と話題の吉幾三「TSUGARU」が急上昇
【先ヨミ・デジタル】米津玄師「馬と鹿」が3.3万でDLソング首位 理解不能と話題の吉幾三「TSUGARU」が急上昇
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 GfK Japanによるダウンロード・ソング売上レポートから、2019年9月16日~9月18日の集計が明らかとなり、米津玄師の「馬と鹿」が33,665ダウンロード(DL)を売り上げて現在首位を走っている。

 2019年9月23日付(集計期間:2019年9月9日~9月15日)のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で、80,539 DLで5週連続1位を記録している「馬と鹿」。今週前半分を含めると、そのダウンロード累計数は47万を突破しており、初週431,270枚を記録したCD売上と同様に、ダウンロードでも好調なセールスを維持している。「Lemon」は5,753DLで現在4位に入っている。

 9月12日から先行配信がスタートしたあいみょんの「空の青さを知る人よ」は7,951DLで現在2位。Official髭男dismの「イエスタデイ」は5,862DLで3位に付いている。「イエスタデイ」が主題歌のアニメーション映画『HELLO WORLD』が9月20日に公開初日を迎え、OKAMOTO’Sや髭男、Nulbarichらが手掛ける音楽にも注目が集まっているため、今週末は幅広い層へのリーチが狙える。「空の青さを知る人よ」もミュージックビデオ公開など、10月2日のCDリリースに向けた今後の展開が更なるDL売上を訴求することが予想される。

 トップ10圏外ではあるが、9月12日に配信開始された吉幾三の「TSUGARU」は、1,403DLで現在28位に。12日~15日までのDL数は約400DLであったが、「何を言っているのか分からない」とその津軽弁ラップが話題を呼び、ダウンロード数が増加。ミュージックビデオの再生回数も公開10日間で135万回超えと、これまであまりなかった演歌歌手によるデジタル展開の中では、一歩先を行く楽曲と言えるだろう。本人曰く、年配の津軽民以外、何を言っているか理解できないとのことだが、ミュージックビデオとCDジャケットが“ダサかっこイイ”とバズり、後に大ヒットとなったDA PUMPの「U.S.A.」のように、本曲もどこまで人気が拡大するか、今後の動きに注目したい。

◎Billboard JAPANダウンロード・ソング集計速報
(2019年9月16日~9月18日の集計)
1位「馬と鹿」米津玄師
2位「空の青さを知る人よ」あいみょん
3位「イエスタデイ」Official髭男dism
4位「Lemon」米津玄師
5位「Pretender」Official髭男dism
6位「愛にできることはまだあるかい」RADWIMPS
7位「紅蓮華」LiSA
8位「パプリカ」Foorin
9位「マリーゴールド」あいみょん
10位「宿命」Official髭男dism

※Billboard JAPANの週間ダウンロード・チャートはGfK Japanと米国ニールセンのデータをもとに生成していますが、先ヨミ時点の集計はGfK Japanのデータによる推定値となります。