ミーク・ミル、米ラスベガスのホテルへの入場を拒否され“ものすごく差別的”と批判
ミーク・ミル、米ラスベガスのホテルへの入場を拒否され“ものすごく差別的”と批判
この記事の写真をすべて見る

 ラッパーのミーク・ミルが、米ラスベガスにあるコスモポリタン・ホテルに明確な理由もなく入場を拒否されたと主張している。

 2019年5月25日の午後3時半ごろ、ミーク・ミルがDJマスタードのライブを観るためにコスモポリタン・ホテルに入ろうとしたところ、入場を許可されなかったとTMZが伝えている。彼はホテルを“ものすごく差別的”とTwitterで批判しているほか、警備員とのやりとりを撮影した動画と共に、「黒人ラッパーに向かって、トラブルを起こしてないのに所有している物件への立ち入りを禁止すると伝えている……今、俺が不法侵入していて、逮捕するって言われた。以前、ジェイ・Zのパーティのために、このホテルに来たことがあるが、トラブルは起こしてない!」などとツイートしている。

 一方、コスモポリタン・ホテルは3 News Las Vegasに対し、「法的事項についてはコメントしないのが当社の方針だ。私たちはいつでもお客様の無事と安全を最優先させている」という声明を出した。

 TMZが入手した、ミークの弁護士であるジョー・タコピーナがホテル側に送付した手紙には、「文化と肌の色という理由だけで入場を拒否すべきアフリカ系アメリカ人レコーディング・アーティストのリストをコスモポリタンが作成していると知った。このような行動方針はそれ自体が差別であり、州法と連邦法に違反しており、御社はかなりの金銭的なダメージを受けることになる。(ミーク・ミルに)速やかに謝罪し、彼の入場を直ちに許可するよう強くお勧めする。もしこの一度限りの警告に従わない場合、御社に対してあらゆる法的措置を取るつもりだ」と書かれている。