エルトン・ジョン、70年代の自身のファッションを回顧「あんなにクレイジーだったなんて」
エルトン・ジョン、70年代の自身のファッションを回顧「あんなにクレイジーだったなんて」

 ツアーからの引退を発表したエルトン・ジョンがVマガジンとのインタビューに応じ、50年以上にも及ぶキャリアで彼の代名詞にもなった奇抜なファッションを振り返ると共に、最後となる【フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー】でグッチが手掛けるステージ衣装について語った。

 グッチのクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレがデザインする最後のツアー衣装についてエルトンは、「駆け出しだった頃からのステージ衣装を全て記録に残してあって、アレッサンドロと彼のデザイン・チームと一緒に僕の小さな宝箱を開けてみるのも楽しいかと思ったんだ」と説明し、「その中の主要なスタイルを、アレッサンドロが現代風に再解釈してくれたものを見たら、様々な感情が気持ち良く込み上げてきた。自分のファッションがあんなにクレイジーだったなんて信じられないよ!特に70年代はね!」と感想を述べている。

 1970年代に米ビルボードの音楽チャートでデビューしたエルトンは、当時のスピリットが現代ファッションに及ぼしている影響についてもコメントしている。「ソングライターとパフォーマーとして70年代に活躍できたのはとても恵まれていたと思っている。音楽、ファッション、そして映画製作における創造性がかつてないほど高まった10年間だったから」と彼は振り返っている。

 ラスト・ツアーの衣装と並行し、グッチはエルトン・ジョンの1971年のシングル「リーヴォンの生涯 / Levon」にインスパイアされたカプセル・コレクションも発表しており、シングル盤のジャケット・アートをデザインしたTシャツ、トレーナー、そしてトートバッグが発売されている(トートバッグは現在プレオーダー)。アルバム『マッドマン / Madman Across the Water』に収録されている同曲は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で24位を記録した。

 今回のコレクションにはなぜか含まれていないが、70年代のエルトン・ジョンと言えば派手なサングラスを思い浮かべる人も多いだろう。眼鏡について彼は、「アイウェアを実用性だけでなくファッション・アイテムに押し上げるのに一役買ったと自負している」と話しているが、当時きらびやかな特大サングラスを着用していたのは実は自分の非常に内気な性格を隠す為でもあったと明かしている。