先日開催したワンマンツアー【"てっぺんとるぞ宣言"ツアー2017 ~超好感男の証明~】のファイナルにあたる東京 Zepp DiverCity TOKYOを大成功に収めた3人組ボーカルユニット ベリーグッドマン。秋にはシングルとアルバムを連続リリースすることも発表した彼らだが、本格ブレイクも最早目前と言えそうだ。
“LOVE&LIFE”をキーワードに、人生に寄り添う音楽を届け続けることを信条とする大阪出身の現在28歳の男性3人からなる彼ら。優しさ溢れる歌声で織り込まれていく3色のハーモニーで愛、勇気、情熱など誰もが持つ思いを同じ目線から語りかけるように歌うスタイルが人気を博しており、全国13か所で行った今回のツアー【"てっぺんとるぞ宣言"ツアー2017 ~超好感男の証明~】も、複数の会場でソールドアウトを記録と並々ならぬ盛況を迎えていた。
その最終公演となった7月15日のZepp DiverCity TOKYO公演では、多くの観衆が詰めかける中、“BGM学園”なるプラカードの後ろに列を成して登場し、甲子園よろしく選手宣誓よりライブをスタート。『恋んトスSeason5』主題歌に起用されていた「はじまりの恋」をはじめ、今年の春にスマッシュヒットを記録したコンセプト・アルバム『Spring Spring Spring』収録曲から、これまでの活動で発表してきた代表曲の数々までを惜しみなく歌い上げていく。
また、この日は新曲として『あべのハルカス』イメージソングに起用された「Anniversary」も披露したのだが、間奏でこの日誕生日を迎えた観客を探すと、その人たちを祝福。こうした等身大のアプローチは各楽曲にも反映されているが、温かみに溢れたサウンドは若年層から支持されている理由のひとつだ。
さらに中盤には、リーダー Roverの“今は亡き父に捧げます”という言葉から始まった「ありがとう~旅立ちの声~」、物心付く前に父を亡くしたHiDEXが女でひとつで育ててくれた母への感謝を綴った「おかん~yet~」、そしてMOCAに子どもが生まれたときに作った「My Baby」と、立て続けに披露する一幕も。家族愛を感じさせるハートウォーミングな歌詞の数々は、より幅広い年齢層から絶賛されている要因といえるだろう。
最後は観客からのアンコールにも応え、キッズダンサーらも交えてのハッピーなステージで大団円を迎えたベリーグッドマンだが、ライブ中には前述した新たな作品のリリースに加えて、年末から年明けにかけて5公演を行う新ツアー【 "てっぺんとるぞ宣言"ツアー2017-2018 ~超好感男と貴方~】の開催も明らかにした。
9月6日にリリースするシングル『Pain, Pain Go Away feat. MUTSUKI from Softly』では、タイトル通り北海道のシンガー・ソングライター・デュオ Softlyのボーカリスト MUTSUKIをフィーチャリングに、男女それぞれの視点から日常にある様々なシチュエーション表現することに挑戦しているという。
翌月4日に控えるアルバム『SING SING SING 5』も含め、このタイミングでさらなるブレイクも期待できそう。老若男女を問わず響かせていける魅力を兼ね備えた彼らが、今後どのような活躍を見せてくれるのか、注目だ。
◎リリース情報
デジタル配信『ハイライト』
2017/08/09 午前0時より、各音楽配信サイトにてデジタル配信スタート
シングル『Pain, Pain Go Away feat. MUTSUKI from Softly』
2017/09/06 RELEASE
[完全受注生産限定盤]
UPCH-7350 1200円 (tax in.)
アルバム『SING SING SING 5』
2017/10/04 RELEASE
◎公演情報
【ベリーグッドマン"てっぺんとるぞ宣言"ツアー 2017-2018 ~超好感男と貴方~】
12月29日(金) 大阪 オリックス劇場
12月30日(土) 大阪 オリックス劇場
<2018年>
1月8日(月・祝) 福岡市民会館
1月14日(日) 愛知県芸術劇場大ホール
1月27日(土) 東京 中野サンプラザ