9日(日)はまた強い寒気が南下するでしょう。日本海側は広く雪で、積雪が増えそうです。山沿いを中心に大雪の恐れも。太平洋側も北風が冷たく、厳しい寒さでしょう。
強い寒気また流れ込む
6日(木)は今季最強の寒気が流れ込み、日本海側は積雪が急増し、太平洋側も厳しい寒さに見舞われました。7日(金)の朝は東京都心でマイナス2.1度まで気温が下がるなど、今季一番の厳しい冷え込みとなりました。土日もまた強い寒気が南下してきそうです。
8日(土)にかけて低気圧が北日本付近を進み、9日(日)は冬型の気圧配置になるでしょう。8日(土)はいったん寒気は北上しますが、9日(日)にはまた強い寒気が南下しそうです。上空1500メートル付近で、平地で雪を降らせる目安であるマイナス6度以下の寒気が本州付近をすっぽりと覆う予想です。6日(木)ほどではないものの、東北の上空1500メートル付近にはマイナス15度以下、関東の上空にもマイナス10度以下の強い寒気が流れ込みそうです。
日本海側は積雪増 広く厳しい寒さ
8日(土)夜から9日(日)にかけて、北海道の日本海側から北陸は雪が再び強まるでしょう。平地でも雪が降り、広く積雪が増えそうです。山沿いでは大雪となる恐れもあります。風が強く吹雪く所もあるでしょう。交通機関への影響や屋根から落ちる雪に注意、警戒が必要です。近畿北部から山陰でも山沿いを中心に積雪が多くなるでしょう。晴れる太平洋側も9日(日)は北風が強まりそうです。
8日(土)の朝は今朝(7日)ほどではないですが、冷え込みそうです。関東でも最低気温は0度前後まで下がるでしょう。日中は北海道は震えるような寒さが続くものの、関東以西では少し寒さが和らぎ、最高気温は10度以上となる所が多いでしょう。
9日(日)の朝は冷え込みが厳しく、最低気温は旭川市など北海道の内陸部ではマイナス25度以下の所もありそうです。日中も気温の上がり方は鈍く、北海道や東北北部では広く真冬日(最高気温が0度未満)に。関東から中国地方でも最高気温が10度に届かない所が多いでしょう。冷たい北風が吹き付けて、いっそう寒く感じられそうです。
来週は暖気が優勢に
来週になると、次第に寒気は撤退し、暖気が優勢に。来週半ば頃からは平年を上回る暖かさになるでしょう。最高気温は関東や東海などで15度以上に、近畿から九州では20度くらいまで上がる所もありそうです。日によって寒暖の差が大きい状況が続きますので、体調を崩さないようお気をつけ下さい。