総務省消防庁によりますと、先週1週間(5月20日(月)~26日(日))に熱中症で救急搬送された人は全国で約2,053人(速報値)。その前の週(5月13日(月)~19日(日))に比べておよそ4倍に増えました。
熱中症救急搬送者数 急増
総務省消防庁によりますと、5月20日(月)から26日(日)までの1週間に熱中症で病院に救急搬送された人は2,053人と、その前の週(5月13日(月)〜19日(日))の516人のおよそ4倍と急増しました。前の年の同じ時期と比べてもおよそ3.6倍と多くなっています。都道府県別では、東京都が185人と1番多く、次いで、愛知県が136人、埼玉県が127人、大阪府が106人、千葉県が102人などとなっています。記録的な暑さとなった北海道でも91人にのぼりました。
特に、猛烈な暑さに見舞われた土日が多く、熱中症による全国の救急搬送者数は25日(土)は一日で635人、26日(日)は814人でした。(いずれも救急搬送者数は速報値)
記録的な暑さは一旦落ち着く
きょう(28日)は全国的に雲に覆われ、四国から東海を中心に雨が降っています。強い日差しは雲に遮られ、猛烈な暑さは収まっています。この先、1週間も先週末のような猛烈な暑さはないでしょう。ただ、関東以西では最高気温が30度前後まで上がって、湿気も多く、蒸し暑い日がありそうです。引き続き、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症対策をなさって下さい。