ある振り付け師の“子供の頃、マイケル・ジャクソンから性的ないたずらを受けた”とする主張を、裁判官が棄却した。ロサンゼルス上級裁判所裁判官のミッチェル・ベクロフは5月26日、告訴するには遅すぎるほど時間をおいて出されたウェイド・ロブソンによる主張を退けた。
ロブソンは以前、同スーパースターからの性的いたずらを否定しており、2005年の公判では被告側の答弁で証言をしている。その後、彼は2013年5月にジャクソン遺産管理団体を訴え、遅い被害届を提出しようとしていた。
ブリトニー・スピアーズと仕事したり、FOXのダンスオーディション番組『アメリカン・ダンスアイドル(So You Think You Can Dance)』に出場したこともあるというウェイド・ロブソン。2度のノイローゼになるまでは、ジャクソンの性的いたずらによるダメージを自覚していなかったと主張した。
ジャクソン遺産管理団体は当然、ロブソンによる虐待の申し立てを否認していた。
なお、ロブソン側のマリアン・マルザーノ弁護士にメールでコメントを求めているが、今のところ返信はない。