『メンタリスト』サイモン・ベイカー、映画監督デビュー作について語る
『メンタリスト』サイモン・ベイカー、映画監督デビュー作について語る
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 海外ドラマ専門チャンネル、スーパー!ドラマTVで6月にシーズン6が日本独占初放送される『メンタリスト』の主演俳優サイモン・ベイカーが、初監督作『Breath(原題)』売り込みのためカンヌ国際映画祭を訪れ、作品の詳細を語った。

 原作はオーストラリア人作家ティム・ウィントン著の『ブレス:呼吸』で、オーストラリア西南部に住む少年サーファーたちが、サーフィンを通じて自らの限界にぶつかりながら成長していく青春物語だ。サイモン・ベイカーは監督のみならず製作、そして出演も務め、撮影はサイモンの故郷オーストラリアで今秋行われる予定。

 小説を読んですぐに、この作品を自らの映画デビュー作にしたいと思ったというサイモン。「僕には支配欲を楽しんでいるようなところがあってね。影響力を持つということが嬉しいんだ。演技する側に居ると、往々にして自分の仕事をした後は他の人にその仕上げを委ねることになる。でも監督になればすべて自分がコントロールできるからね」と、俳優業よりも監督業の方が気に入っているようだ。

 またブレイクするきっかけとなった『メンタリスト』出演以前から監督業に興味があったらしく「『堕ちた弁護士~ニック・フォーリン~』に出た後は、もう2度とTVには出るもんかと思っていた。あんな単調な仕事はやっていられないと思ったんだ。でも、『メンタリスト』に出演することにした際には、映画学校に通うつもりで仕事をしようと意識的に考えた。僕たちは151時間分のドラマを作ったんだけど、すべての事を映画製作より速いスピードでこなさなければならなかった。脚本を考え出して、キャスティングしてロケハンして。しかも、常にいろいろな人たちと仕事をしなければならない。僕は、そこから監督術を学ぼうと、できる限り多くのエピソードを監督しようと頑張ったんだよ」と語り、これまでの経験を監督業に活かすつもりだ。

◎番組情報
『メンタリスト シーズン6』
2015年6月24日(水)22:00より
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて日本独占初放送
(C)Warner Bros. Entertainment Inc.