ボストンのバークリー音楽大学はフリオ・イグレシアスおよび音楽業界の著名人3名に対し、5月9日に行われた学位授与式にて名誉博士号を授与した。
ヒット曲「黒い瞳のナタリー」などで知られ、これまでに80枚以上のアルバムをリリースしているフリオ・イグレシアスには、名誉音楽博士号が授与された。また、ダグ・モリス(ソニー・ミュージック・エンタテインメントCEO)、ハーヴィー・メイソン(ドラマー)、ディー・ディー・ブリッジウォーター(グラミー賞受賞シンガーソングライター/プロデューサー)には名誉博士号が授与され、ブリッジウォーターは卒業スピーチを行った。
大学側は、イグレシアスらの音楽における業績と及ぼした影響、およびアメリカや世界の文化に対するたゆまぬ貢献が認められたとしている。前日8日の夜には、彼らのキャリアと関連した音楽を称える大学主催のプライベート・コンサートが行われた。
なお、バークリー音楽大学はこれまでにも、デューク・エリントン、アレサ・フランクリン、スティーヴン・タイラー、ロレッタ・リン、デヴィッド・ボウイ、ウィリー・ネルソン、プラシド・ドミンゴなどに授与している。