ボビー・ブラウンが4月11日、娘のボビー・クリスティーナが入院して以来初めて公の場に登場した。その姿は明らかに感傷的なものだった。
ロサンゼルスの中心街で開催された【Soul Food Festival】にて、ブラウンは「皆さんに言っておかなければならない……これが本当に、本当に、本当に嬉しく思うということを。皆さん全員、今夜こうして来てくれて、私や私の家族を支えてくれていることを考えたい」と聴衆に向けて語ったという。エンタメニュースサイト“ET”が伝えている。
ボビー・クリスティーナが1月下旬にジョージアの自宅のバスタブで意識不明の状態で発見され、近くのエモリー大学に入院して以来、ブラウン(46)はずっと彼女のベッドの側にいた。数週間後、彼女はリハビリセンターに移されたが意識不明のままだ。クリスティーナは、ブラウンとホイットニー・ヒューストンの間に生まれたひとり娘である。
ブラウンが【Soul Food Festival】のオーディエンスに対し、自身の家族に起きている騒動を認めると、会場からは励ましの声援が送られた。ブラウンは、「辛い時は辛いし、大変な時は大変だ。これからどんな道があるのかなんて分かるまいが、私は神に委ねる」とも話した。
来月オーストラリアでいくつかのコンサートが決まっているブラウンは、最後に「今夜皆さんにお願いしたいのは、たったひとつのことです。どうぞ今夜を楽しんでください」と締めくくった。