米ビルボード・シングル・チャート14週目の1位に輝き、マライア・キャリー&ボーイズ?メンの「ワン・スウィート・デイ」が保持する歴代最長No.1記録の16週まで、後2週となったマーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」。
先週2010年代の最長No.1記録を更新した「アップタウン・ファンク」だが、今週再びトップに立ったことで、歴代2位(6曲タイ)となり、2000年代のNo.1最長記録(2曲タイ)にも並ぶ結果となった。この数週間トップ5圏内であまり変動がないこともあり、このまま記録を更新し続け、歴代No.1に輝くことも現実味を帯びてきた。
先週と同じアーティスト名が並ぶTOP10圏内に、今週唯一ランクインしてきたのは、チャーリー・プースをフィーチャーしたウィズ・カリファの「シー・ユー・アゲイン」。先週84位から大ジャンプアップを果たしたこの曲は、大人気映画シリーズ最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』のサウンドトラック収録曲で、シリーズの主役を務めてきた亡きポール・ウォーカーに捧く曲として話題を集めている。サウンドトラックは、世界22か国のiTunesチャートで1位に輝き、今週の米ビルボード・アルバム・チャートでも2位に浮上。映画もシリーズ最高のオープニング成績となる1億4360万ドルをマークし、今後も記録を伸ばしていくことが予想される。
先週23位に登場したリアーナの新曲「ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー」は、今週19位にランクインし、トップ20圏内に。今後ミュージック・ビデオが公開されれば、ストリーミング・ポイントを伸ばし、チャート上位に食い込んでくること間違いなしだ。