元旦に発売したベストアルバム『May J. W BEST -Original & Covers-』もヒット中のMay J.が、1月18日 初の日本武道館単独ライブを開催した。
1万人の観客で埋め尽くされた日本武道館。この公演は、前述のベストアルバムを引っさげたライブとなっており、May J.のデビューからの8年間が凝縮された内容に。1stシングル曲「HERE WE GO feat.VERBAL(m-flo)」から最新曲「So Beautiful」含む全35曲を披露した。ワンマンライブさえ行うことができない苦節の時期もあった彼女には、歌手活動を諦めかけたこともあったという。ようやく立った夢の舞台に、感動で目を潤ませる場面もあった。
ライブには、DJ KAORI、Zeebra、VERBAL、キマグレン、クリス・ハートがサプライズで登場。デビュー当時から親交の深い先輩や戦友的アーティストたちが初の武道館ライブに華を添える。また、アンコール1曲目を歌い終えた直後、スタッフからのプレゼントとしてサプライズムービーが。そこでは八代亜紀、神田沙也加、日本エレキテル連合ら本人と親交のある著名人から、初の武道館ライブを祝福するメッセージが寄せられた。
合唱曲「Believe」の曲中では、May J.自身が客席に下り、観客の間を歩きながら歌うシーンもあり、1万人での大合唱で会場は一体となった。
また、アンコールのMCでは、「昨年は辛いことや上手くいかないことも色々あったけれど、それも含めて人生だと思っています。私はこの曲と出会って小さい時からの夢を叶えてもらい、色んな経験をさせて頂きました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、「Let It Go[劇中歌/英語歌]」を『紅白歌合戦』の衣装で熱唱。
今年は“勝負の年”だと語るMay J.は、早くも春に行われる全国ツアーの開催を発表した。27都市28公演で約5万人という過去最大動員数のツアーとなる予定だ。さらに、2月25日には、ニューシングル『ReBirth』の発売も決定。アニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』新オープニング曲「ふたりのまほう」や、人気ゲーム『GOD EATER 2 RAGE BURST』のエンディングテーマ曲「Faith」を含む全4曲収録予定となっている。