沖縄は梅雨明けし、本州付近はいよいよ梅雨の最盛期に。梅雨前線の活動が活発化し、大雨の日も。最新の1か月予報の資料をもとに天候をまとめました。
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【1週目(6月24日~30日)】梅雨前線活発化
24日頃からは梅雨前線が本州の南岸沿いに停滞しやすく、前線の活動が活発化しそうです。九州から近畿、東海や関東は梅雨空が続く見込みです。特に、24日から25日にかけては西日本を中心に大雨の恐れもあり、注意が必要です。日差しは控えめで極端な暑さは少な目ですが、湿気が多く、ムシムシする日が多くなりそうです。北陸や東北は晴れ間の出る日もありますが、雲が広がりやすいでしょう。北海道は24日、25日は雨ですが、その後はカラッと晴れそうです。梅雨明けした沖縄は夏空が広がり、厳しい暑さでしょう。
【2週目(7月1日~7月7日)】梅雨前線やや北上へ
太平洋高気圧の勢力がやや強まり、梅雨前線は日本海側に北上しそうです。九州から東北にかけては梅雨空の日が多いでしょう。特に九州北部から近畿北部、北陸を中心に梅雨前線の影響を受けやすく、雨が続きそうです。気温は平年並みか高い予想です。前線の南側に入りやすく、蒸し暑さが増しそうです。梅雨のない北海道は天気は周期変化となるでしょう。沖縄は夏空で、暑さが続きそうです。
【3週目(7月8日~21日)】まだ梅雨続く
梅雨前線は本州付近に停滞しやすい見込みです。本州の南の海上で太平洋高気圧の勢力が強く、高気圧の縁にあたる九州から関東には湿った空気が入りやすくなるでしょう。7月中頃まではまだ曇りや雨の日が多く、梅雨末期の大雨にも注意が必要です。平年より大幅に梅雨明けが早くなることはなさそうです。東北は平年同様、梅雨空の日が多いでしょう。北海道の天気は数日の周期で変わりそうです。気温は広く平年並みの予想で、例年同様蒸し暑い日が多くなるでしょう。沖縄は強い日差しが照りつけ、真夏の暑さが続きそうです。