日本海側の大雪の峠は越えましたが、14日(火)にかけて断続的に雪。積雪や路面の凍結に注意を。16日(木)から17日(金)は全国的に南風が吹いて、一旦気温が上昇しますが、18日(土)はまた冬の嵐に。

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◆大雪の峠越えるも注意

9日(木)夜から流れ込んだ強烈な寒気の影響で、山陰から北陸を中心に大雪となりました。鳥取市では11日(土)に最深積雪91センチを記録し、33年ぶりの大雪になりました。12日(日)は大雪の峠は越えましたが、本州の日本海側にはまだ広く雪雲がかかっています。14日(火)にかけて、日本海側は断続的に雪が降り、特に14日は一時的に降り方の強まる所もあるでしょう。積雪や路面の凍結にしばらく注意が必要です。15日(水)になると、寒気も抜けて、日本海側の雪もやむ所が多いでしょう。

◆一時的に気温上昇も また冬将軍

16日(木)から17日(金)にかけては日本海北部から北日本へ低気圧が進む予想です。低気圧に向かって南風が吹き、全国的に気温が上昇。最高気温は3月から4月並みの所もあるでしょう。特に、東京では17日は18度まで上がり、春本番の暖かさになりそうです。寒さが和らぎホッとできますが、雪の多い所では雪崩や屋根からの落雪に注意が必要です。
この低気圧が抜けたあとは、また冬型の気圧配置が強まるでしょう。今度は北海道や東北を中心に冬の嵐となる恐れがあります。北陸から山陰にかけても再び雪が降るでしょう。晴れる太平洋側も北風が強まり、冬の寒さになりそうです。
この先は一時的に暖かくなる日もありますが、その後は雪が強まったり、冬の寒さが戻ったりするでしょう。寒暖の差が大きくなりますので、体調管理にも十分にご注意下さい。