寒波襲来の一度目はまず北日本で今夜から明日。二度目は14日頃で西日本まで。大雪や強烈な寒さに備えよう。
この記事の写真をすべて見る3連休が明けて、この先は日本列島に寒気の波が押し寄せます。
強烈な寒さに備えてください。また、日本海側を中心に大雪に警戒してください。
寒気の波、一度目は今夜(10日)からあす(11日)にかけて、主に北日本へ流れ込んできます。その後の大きな波は14日(土)頃から押し寄せます。東日本や西日本でも備えは万全にしましょう。
【一度目寒波の影響で予想される北海道と東北の雪、風など(風と波に関してはあすの予想値)】
あす(11日)の朝6時までの24時間降雪量は北海道25センチ、東北40センチ。(いずれも多い所で)
※その後も長い期間にわたり雪が続き大雪の恐れがあります。
あす(11日)に予想される最大瞬間風速は30メートル。あす(11日)に予想される波の高さは5メートル。
【きょう(10日)の全国の天気】
北海道の日本海側と東北の日本海側は昼頃から雪で、ふぶく所があるでしょう。夜になると局地的に降り方が強まりそうです。
新潟から北陸3県にかけては昼過ぎから雨か雪が降り、雷を伴う所があるでしょう。山陰は雲の多い天気が続く見込みです。
北海道のオホーツク海側や太平洋側は晴れるでしょう。東北の太平洋側は日中は晴れますが、夜は強い北寄りの風にのって雪雲や雨雲の流れ込む所がありそうです。関東甲信は日中は乾燥した晴れの天気でしょう。関東北部の山沿いと長野は夜に所々で雪が降る見込みです。東海や近畿、山陽、四国、九州、沖縄は広く晴れるでしょう。
【きょう(10日)の全国の最高気温】
最高気温は平年よりやや高い所が多いでしょう。「高い」とはいえ寒いことには変わりありません。特に寒気の入る北日本は今夜から寒さがいっそう厳しくなり、晴れる所も放射冷却が強まり、冷えます。
北海道は最高気温が0度未満の真冬日の所が多く、札幌は氷点下3度、旭川は氷点下4度、釧路は氷点下1度でしょう。東北や信越は10度には届かず、秋田4度、仙台と新潟は8度の予想です。関東から九州は13度前後でしょう。東京と名古屋は12度、金沢10度、大阪と広島は13度、松江12度、福岡11度、高知と鹿児島は15度、那覇は20度の予想です。
防寒対策を万全にしてお過ごしください。受験を控えている皆さんは、寒さで体調を崩さないようにお気を付け下さい。