今朝(11日)の7時30分ごろ、札幌管区気象台で、札幌の手稲山の初冠雪を昨年より2日早く観測しました。
札幌では、初冠雪から10日前後で、初雪となることが多く、冬の足音が近づいてきました。

手稲山 雪とリフト (写真提供:札幌テレビ放送株式会社)
手稲山 雪とリフト (写真提供:札幌テレビ放送株式会社)
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寒さは金曜日までガマン

金曜日にかけては、晴れ間や日差しが出ても、上空には強い寒気が流れ込みます。日本海側では、しぐれのような雨が降ったり、峠や山間部では雪が降り、積もることもありそうです。峠を越える方は、冬の装備が必要です。しかし、今週末は高気圧に覆われて全道的に日差しに恵まれ、気温も平年並みか高くなります。来週の月曜日になると、札幌では最高気温が20度近くまで上がります。9月下旬並みで、過ごしやすい陽気となる見込みです。しかし、この高めの気温は束の間となりそうです。来週の火曜日の雨の後は、この時期らしい空気が北海道の上空には流れ込んで、気温は平年並みに戻ります。体が寒さに慣れない時期は、体調を崩しやすいので注意して下さい。