インターネット・ラジオ・サービスのTuneIn(チューンイン)が、5月7日にアプリの機能をアップデート。世界中の10万のラジオ局でどの曲が流れ始めたか把握でき、それを即座に聴くことができるようになった。
会費を払えばどんな曲でも全部聴くことのできるSpotify(スポティファイ)やRhapsody(ラプソディ)のようなオンデマンド・リスニングにはかなわないものの、同サービスは広告が入るため無料である上、自分好みの音楽を流している本物のDJがいるラジオ局を探すことができるのだ。
また、時には流れ始める前にキャッチすることもあるとのこと。CEOのジョン・ドンハムによれば、TuneInが従来のラジオ局から楽曲データを受け取り、数秒遅れてデジタル・ストリーミングが送られるからだという。
5,000万のアクティブ・ユーザーを抱えているTuneInは、Pandora(パンドラ)やiHeart Radio(アイハートラジオ)のようなよくある無料ラジオサービスと似ているが、放送中の局に直接チャンネルを合わせると広告が入ってくるため、むしろ従来のラジオのように感じられる。
ソーシャルメディアでの共有機能が多く、ラジオ局、番組、ポッドキャストなどもフォローできる新サービスは、現代ラジオには打って付けだ。