暖冬傾向で、2016年1月1日~10日の平均気温は、東京や大阪は平年より3度前後高かった。週末にかけて全国的に冬らしい寒さ。大学入試センター試験も冬らしい天気に。
この記事の写真をすべて見る今年の1月上旬 真冬らしくない気温
この冬は「暖冬傾向」ということで、年明けの10日間も、冬らしくない寒さの所が多くなっています。
1月1日~10日の平均気温を、平年と比べると、以下の通り。
【仙台】+2度5分 【山形】+3度 【福島】+3度1分 【前橋】+3度3分 【東京】+2度9分 【横浜】+3度 【名古屋】+2度8分 【新潟】+2度2分 【富山】+3度4分 【金沢】+3度4分 【福井】+3度 【大阪】+2度5分
東北から近畿では、平年より2度以上高い所が多く、前橋や金沢など、3度以上高い所もありました。
「平年より2度以上高い」とは、どれくらいかと言いますと…
【豆知識】
気象庁が、天気予報で「気温が平年並み」という場合、「一日の平均気温では、平年との差が1度以内」の時です。
今回は10日間平均気温ですが、「平年より2度以上高い」というのは「かなり暖かい日が続いた」と言えるのです。
週末にかけて 冬らしく
この後、週末にかけては、季節外れの暖かさはおさまって、冬らしい天気や気温が続くでしょう。
特に、16日土曜日や17日日曜日は、大学入試センター試験が行われるため、予報が気になる方も大勢いらっしゃるはずです。
土日の予報は上記のとおり。
【北陸から北の日本海側】
雪が降りますが、今のところ寒気のレベルは、それほど強くはないと見ています。
でも、積もった雪で足元が悪くなる心配がありますので、焦って実力が発揮できないということのないよう、余裕をもった時間設定で、お出かけ下さい。
【太平洋側】
晴れる所が多いですが、週末にかけて、空気がカラカラに乾くでしょう。
人の多い所で風邪をひいてしまわないよう、マスクを用意するのがオススメです。
そして、全国的に、朝の寒さにも注意が必要です。
太平洋側も 本格的な寒さが続く
予想される気温が、こちらです。
最低気温に注目して下さい。
名古屋と広島は、2日間とも1度の予想、高知も日曜日は1度まで下がる見込みです。
東京でも、日曜日には2度まで下がるでしょう。
天気にもよりますが、一般的に最低気温の観測される時間帯は、午前6時~7時くらいの日が多いので、ちょうど大学入試センター試験にでかける時間帯が最も寒い時間と重なる心配があります。
手がかじかんでしまわないよう、手袋やカイロなどをご用意下さい。
天気や気温は、tenki.jpで最新の予報をチェックして下さいね。