エレクトロ・ポップ界のニューヒロイン 、ケイが国内洋楽チャートを制す
エレクトロ・ポップ界のニューヒロイン 、ケイが国内洋楽チャートを制す
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 先週2位に初登場を果たしたケイの「ネクスト・トゥ・ユー」が、デビューアルバム『マイ・ネーム・イズ・ケイ』の11月20日発売を受けて、チャートイン2週目にして早くも国内洋楽チャートを制した。

 20以上のFM局のパワープレイを獲得した同曲は、アルバムリリースを追い風に、今週のエアプレイ・チャートで5位から2位へ一気にジャンプアップ。ヴォーカル、ラップ、ソングライティング全てをこなすマルチ・アーティスト ケイ(KAY)は、カナダ出身、現在はLAを拠点に活動を行い、LMFAOやファーイースト・ムーヴメントらのオープニングアクトを務めるなど、まさにエレクトロ・ポップ界のニューヒロインだ。今夏にはデビュー前にも関わらず【SUMMER SONIC 2013】に出演し、スティーヴ・アオキのステージにも飛び入りを果たすなど、日本の早耳の音楽ファンの話題をさらった。その美しいルックスもあいまって、各方面からのフィーチャリングの依頼が絶えないという彼女が、今後どのように音楽シーンに羽ばたいていくか注目だ。

 2位に続いたのは、ワン・ダイレクション「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」。同曲は、本日11月27日発売となったニューアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』からの2ndシングルで、登場4週目にしてついに2位まで登りつめたが、惜しくも首位獲得とはならなかった。3位は先週首位を獲得、来日も果たしたアヴリル・ラヴィーンの「ロックンロール」。すでにアヴリルは帰国済みだが、来日時に行ったメディア露出は未だ続いており、今週もTOP3圏内キープに成功している。以降あまり大きな変動がみられなかった今週の国内洋楽チャートだが、ビリー・ジョーとノラ・ジョーンズの共演曲「ロング・タイム・ゴーン」が12位から7位へと再びTOP10圏内へと返り咲いている。2人のコラボアルバム、ビリー・ジョー+ノラ『フォーエヴァリー』も本日11月27日発売となっている。そして「アプローズ」が登場15週目ながら今週も8位とTOP10入りをキープしているレディ・ガガが、昨日11月26日に待望の来日。来日するたびに一大旋風を巻き起こすガガ様だけに、来週、さらにチャート上位に返り咲くことが確実視される。

 連日3時間にもおよぶライブを行い日本のファンに興奮と感動を与えてくれたポール・マッカートニー。来日公演でも披露したアルバム『ニュー』収録の「ニュー」、「クイーニー・アイ」の2曲と、ライブのオープニングを飾ったビートルズ「エイト・デイズ・ア・ウィーク」の計3曲をTOP20に送り込んでいる。また、クリスマス・シーズンの始まりを告げるかのごとく、今年もまたマライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が19位に顔を出している。