九州から関東の太平洋側を中心に雨雲がかかっています。これらの地域では、きょうは雨が降ったり止んだり。気温の上昇も鈍く、空気がヒンヤリと感じられる所も。「傘」と「羽織るもの」が必要になりそうです。
この記事の写真をすべて見る太平洋側で梅雨寒 4月並みの所も
上の図は、きょう日中の予想最高気温を、平年と比べたもの。九州から関東の太平洋側では、平年より5度以上も低い所が多くなっています。これらの地域では、きょうは雨が降ったり止んだり。いったん止んでも、また降り出してくるため、傘が手放せなくなりそうです。
特に低いのは、鹿児島と甲府で22度。これは4月中旬~下旬並み。東京や静岡も同じく22度で、5月上旬並みの予想です。厚い雲に日差しが遮られ、朝からほとんど気温が上がりません。昼間も、羽織るものが一枚あると良さそうです。
ただ、平年より低いからといって、必ず涼しいというわけでもありません。福岡や広島では26度まで上がるので、動いたり、人混みの中ではムシムシすることも。出かける場所や状況に合わせて、調整できる服装をオススメします。
北日本はこの時期らしい気温 沖縄は真夏日続く
一方、東北や北海道は晴れ間が広がり、気温が上昇。平年並みの所が多いでしょう。ただ、湿気が多いため、蒸し暑くなりそうです。風通しの良い服装を心がけてください。また、所々でにわか雨や雷雨がありそう。日傘にも雨傘にも使える「晴雨兼用傘」があると役立ちそうです。
沖縄は33度前後の日が続いています。きょうも日中は夏空が広がり、暑くなる予想。熱中症には十分ご注意ください。夜はザッと雨が降るため、少し暑さが和らぎそうです。
この先の気温の傾向は?
東京の10日間天気によると、しばらくは曇りマークが並び、梅雨空が続くでしょう。最高気温に注目してみると、水曜日以降は30度前後まで上がる見込み。きょうのように比較的涼しい状態に慣れてしまうと、体が驚いてしまいそうです。
ただ、台風の動きによっては、予報が大きく変わる可能性もあります。気温・天気ともに、最新の予報をチェックするようにしてくださいね。