5日(日)は二十四節気の清明。明るい日差しはおあずけで、全国的に雨が降りやすいでしょう。その後もぐずついた天気が続きますが、気温は6日に上昇。7日は寒の戻り。
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5日、日曜日は二十四節気の「清明(せいめい)」。明るい日差しが降り注いで、陽気も清らかな時期ですが、春の日差しはおあずけとなる所が多いでしょう。
上の予想天気図をご覧下さい。本州付近には前線が延びてきます。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、前線付近で雨雲が発達しやすくなるでしょう。九州や中国、四国では雷を伴って局地的に激しく降る見込みです。近畿から関東も雨が降ったりやんだりで、近畿は午後に雨脚の強まる所があるでしょう。さらに前線に伴う雨雲は次第に北へも広がります。東北は昼前後から広く雨となりそうです。はじめ晴れる北海道も夜は各地で雨具が必要になるでしょう。
最高気温は前線の南側に入る沖縄や九州から近畿で平年より高く、20度以上の予想。東海や関東、東北は日中も気温が上がらず、15度前後。ひと月近く前の気温の所もあるでしょう。北海道は平年並みですが、きょうよりは5度前後低くなりそうです。
ぐずついた天気続く 月曜から火曜は気温が急降下
6日、月曜日は、九州から関東まで前線の南側に入ります。曇りや雨の所が多いですが、暖かい南風が吹いて、各地で気温が上昇。最高気温は、九州から関東で20度以上、25度近くまで上がる所もあるでしょう。北陸や東北は15度以上、北海道も15度くらいまで上がる所がありそうです。雪の多く積もっている所では川の増水やナダレに引き続き注意が必要です。
一方、7日、火曜日は前線が本州の南岸へ。前線の北側に、この時期としては冷たい空気が入り、日本付近を覆うでしょう。各地とも6日より気温が急降下。最高気温は、九州から関東で15度前後と、一日で10度低くなる所もあるでしょう。汗ばむ陽気が一転、日中も上着が必要に。北陸や東北、北海道は10度に届かない所もありそうです。北海道の雨は雪へと変わるでしょう。
さらに8日、水曜日は関東で真冬の寒さとなりそうです。4月は環境の変化もあり、何かと慌ただしい時期。寒暖の変化が激しく、体にかなり堪えそうです。体調を崩さないよう、お気をつけください。