21日(土)、鹿児島地方気象台は、全国の気象官署で今年最も早く、桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。平年より5日早く、昨年より1日遅い観測となった。
この記事の写真をすべて見る21日(土)、鹿児島地方気象台は、桜(ソメイヨシノ)の標本木において、花が5輪咲いているのを確認し、開花を発表した。平年より5日早く、昨年より1日遅い観測。全国の気象官署では、今年最も早い開花の発表で、ついに桜の開花前線がスタートした。
このところ気温が高めの状態が続いていたが、21日も午前8時30分現在、鹿児島の気温は16度まで上がってきており、春らしい暖かさとなっている。
「サクラの開花日」とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日のこと。昨年(2014年)、全国の気象官署で最初に開花したのは高知(3月18日)だった。