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女子高生の恋愛のゴールが「LINE通話」なワケ

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by 鈴木 朋子 :ITライター (更新 )

イマドキの女子高生は恋愛にもSNSの最新機能を駆使する(筆者撮影)

イマドキの女子高生は恋愛にもSNSの最新機能を駆使する(筆者撮影)

質問リストの狙いは意中の彼だけ(筆者撮影)

質問リストの狙いは意中の彼だけ(筆者撮影)

通話が終わる前にスクショを撮って公開。名前は消すが、トプ画(プロフィール画像)は見える(筆者撮影)

通話が終わる前にスクショを撮って公開。名前は消すが、トプ画(プロフィール画像)は見える(筆者撮影)

突然、真っ黒になるLINEアカウント。男子の救いの手を待つ(筆者撮影)

突然、真っ黒になるLINEアカウント。男子の救いの手を待つ(筆者撮影)

通話が終わったら「証拠画面」を保存

 高校生といえば青春。青春といえば恋愛です。イマドキの高校生は恋愛にもSNSが重要な役割を果たします。片思いしている女子高生は、ちょっとしたテクニックを使ってあこがれの彼を落とします。彼との恋が成就したら、のろけ先はあのSNSの新機能へ。首都圏の公立高校に通うA子さん、B子さん、C子さん、D子さんから聞いた、最新の恋愛事情をお伝えします。

●女子高生にとって「先輩はブランド」

 新しいクラスにも慣れ始め、寒さも和らいだこの時期に体育祭を開催する高校が多くあります。体育祭は学年を超えて5つほどの「ブロック」に分かれ、各チームごとに決められたカラーに身を包んで盛り上がります。

 中でも、盛り上がるのはペアダンス、略して「ペアダン」です。男女でペアを作り、オリジナルのダンスで自分のチームを応援するのです。ペアダンへの参加は有志のみで、自分と組む相手は自らゲットしなければなりません。人気のある男子はすぐ相手が決まってしまうので、女子高生たちは相手探しに奔走します。高校によってはくじ引きでペアを決めることもあり、お気に入りの相手と組めなかった人はペアダン自体をやめると言い出すなど、当日まで大騒ぎです。

 女子高生たちにとって体育祭でもうひとつ大切なことは、あこがれの先輩と写真を撮ること。著者が取材した女子高生たちは、「先輩はブランド」と言い切ります。

「先輩というだけでかっこいい。先輩を捕まえるには、まずはTwitter」

 彼女たちは、気になる先輩をTwitterでフォローすることから始めます。高校生のTwitterは、同じ中学や高校の人たちでフォローし合っているため、ほとんどの場合、フォローすればフォローし返してくれます。

 彼からフォローされたら、「自分への質問リスト」を投稿します。「#いいねした人にやります」というハッシュタグをつけた「質問リスト」は、「いいね」をつけた人に対する思いを書いて返すというTwitterの遊びです。質問には、「名前」や「印象」「トプ画見て」「LINE交換」「一言」などを並べます。投稿に「いいね!」してくれた人が女友達だとしたら、「名前」にはいつもの呼び名、「印象」には「おとなしいと思ったら頭おかしかった」、「トプ画見て」には「ゴリラっぽい」、「LINE交換」は「あり。ていうか、もうしてる」、「一言」には「今度制服ディズニーしよ」と回答するのです。回答は誰でも見られるリプライ(返信)の形式で返すことが多かったのですが、最近ではDM(ダイレクトメッセージ)でひとりずつに送るケースが増えています。

 ここに「LINE交換」という項目を設けているのがポイントです。「LINE交換」とは、LINEアカウントを教えるのは「あり」か「なし」かを書き込む質問です。意中の彼に回答するとき、「LINE交換」に「全然あり!」と書き込むことで、「私はあなたとLINEアカウントを交換したい」という気持ちを伝えられるのです。質問リストを投稿したら、あこがれの先輩からの「いいね」を待ち続けます。


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