では具体的に、彼らはどんなSNSをどのように使って候補者を選ぶのか。SNSの中で「周囲からみた候補者の評判がわかりやすいと思うものはどれか」という設問では、1位が「Twitter」で53%、2位が「ブログ」で36%、3位が「Facebook」で30%という結果になった。

 具体的なSNSの活用法についてたずねてみると、「Twitterで候補者の名前を検索して、評判を調べたい」(19歳・女性・香川県)、「ブログのコメント欄などを見て周囲の反応を知りたい」(18歳・女性・北海道)といったものがあがった。

 一方で、「候補者の人柄(キャラクターや品格)がわかりやすいと思うものはどれか」とたずねたところ、1位となったのは「ブログ」で61%。2位は僅差で「Twitter」(60%)、3位は「テレビなどの番組」で48%だった。

 これらの使い方としては「候補者のブログにおける、言葉遣いやコメント欄への反応をみたい」(19歳・女性・東京都)、「過去の投稿をさかのぼれば、候補者の考えにブレがないか確認できる」(18歳・男性・兵庫県)と、SNSネイティブならではの鋭い意見が。さらには「普段のツイートだけでなく、ツイートしてから削除したものがないかを確認したい」(19歳・女性・新潟県)など、かなり細かい部分を意識するという人もいた。(文・横田 泉)