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「皆われ先に逃げた」 パリ銃撃で周辺はパニックに 目撃者証言

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(更新 2017/4/21 16:36)

フランスの首都パリで、シャンゼリゼ通りで銃撃事件が起きた後、両手を挙げながら警察官に向かって歩く人々(2017年4月20日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE

フランスの首都パリで、シャンゼリゼ通りで銃撃事件が起きた後、両手を挙げながら警察官に向かって歩く人々(2017年4月20日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE

【AFP=時事】フランスの首都パリ(Paris)中心部のシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りで20日夜に発生した銃撃事件で、現場周辺にいた人たちの証言などから、観光客や地元住民らがパニックに陥り、銃弾から身を守ろうと必死に逃げる当時の状況が明らかになった。

 シャンゼリゼ通り付近のレストランで食事をしていた女性(39)は、「みんなわれ先に逃げようとして、テーブルに衝突したりしていた」と、当時の混乱した状況を証言した。外国人観光客をはじめ、何が起こっているのか誰もわからなかったという。

 匿名を条件に取材に応じたこの女性は、「ウェイターにレストランの裏手に行くよう言われたが、出口がなかったため裏庭に身を隠すしかなかった」と語った。当時、外では何十台もの緊急車両のライトが点滅していたという。

「世界で最も美しい通り」と称されるシャンゼリゼ通りにいた人たちは、銃撃発生直後、身を隠せる場所を探し、レストランや小売店、映画館に逃げ込む人もいた。

 コンサルタントとして働くメフディさんは、「銃声が聞こえて、何が起こったのかと思い(現場を)見に行った。すると2人が地面に倒れていた。人々が叫び声を上げて、散り散りに逃げていた」と述べた。

 銃撃犯は自動小銃を発砲し、警察官1人を殺害。他にも警察官2人が負傷し、外国人観光客の女性1人が膝に銃弾の破片が刺さって負傷した。

 警察筋がAFPに語ったところによると、銃撃犯は現場から徒歩で立ち去ろうとしたところを射殺されたという。

 フランス大統領選の3日前に発生した今回の銃撃について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が傘下の通信社を通じて犯行声明を出している。
【翻訳編集】 AFPBB News

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