アイドル・声優/Snow Man 佐久間大介(撮影/写真映像部・東川哲也)
アイドル・声優/Snow Man 佐久間大介(撮影/写真映像部・東川哲也)

 5月17日に3rdアルバム「i DO ME」リリースするSnow Manの佐久間大介さんがAERAに登場。声優業でさらなる経験を積むのが今の目標だ。「エンドロールで見て『あれ? Snow Manの人? ジャニーズ!?』という逆輸入的な流れを起こしたい」と話す。AERA 2023年5月22日号の記事を紹介する。

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 レンズを向けられると、直前まで大きな声で「アハハ!」と笑っていたのが嘘のように、表情が一変した。甘美な表情を浮かべ、艶やかで妖しいセットに溶け込んで世界を表現していく。襟足から一本、ピンクの花を垂らしたのも本人のアイデアだ。

「他では叶えられない表現にも挑戦させてくれるニナさん(本誌の表紙フォトグラファー、蜷川実花)の作品の一部になろうと思った。攻めたことがしたかったので、めちゃくちゃ楽しかったです」

 のびのびと自分を表現する根本には、13歳でジャニーズに入所し、居場所を模索する中で訪れた、大きな意識革命がある。

「はっきり時期は覚えてないけど、周囲と比べて落ち込んでばかりいる自分をやめたんです。ダメだと感じる部分も個性。全員違う『個』があるからいい。どれだけ自分を認めて愛せるかが勝負なんだと気付いた」

AERA 5月22日号
AERA 5月22日号

 Snow Manの前身グループに加入してからは、自分だから表現できるダンスの魅せ方を研究した。さらにアニメ好きという個性をオープンにしたことで、新境地も開いた。

「ジャニーズに興味がなかった人も『アニオタの佐久間は知ってる』と言ってくれたりする(笑)。それがSnow Manというグループを広めることにもつながってくれて、結果、ウィンウィンです」

 5月17日発売のSnow Manの最新アルバム「i DO ME」は「自分は自分らしく挑め」がコンセプト。佐久間以外も個性派ぞろいで、それぞれ自分らしく個性を磨いてきた9人だからこそ表現できるアルバムになったと自負する。

「皆さんが想像する『最高!』を超える作品に仕上がったと思うので、期待してください! 毎回『今回が最高!』を更新できるように取り組んでいきますよ」

(ライター・大道絵里子)

AERA 2023年5月22日号