浅野慎哉さんと浅野知世さん(撮影/写真映像部・東川哲也)
浅野慎哉さんと浅野知世さん(撮影/写真映像部・東川哲也)

 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年5月1-8日合併号では、リラクゼーションセラピストの浅野慎哉さん、CEO秘書の浅野知世さん夫婦について取り上げました。

【この夫婦の写真をもっと見る】

*  *  *

 夫30歳、妻27歳で結婚。6歳と3歳の息子2人と4人暮らし。

【出会いは?】プロモーションビデオ撮影で恋人役となったのがきっかけ。

【結婚までの道のりは?】撮影後、妻がラブレターのようなものを夫に渡した。交際開始から8カ月ほどで結婚。

【家事や家計の分担は?】料理と平日の子どもの世話は妻。掃除、洗濯は夫。家計は一緒で、おこづかい制。

夫 浅野慎哉[37]ウィング リラクゼーションセラピスト

あさの・しんや◆1985年、三重県生まれ。高校卒業後、接客業を経て、2013年に現ウィングに入社。一度離職したのち同社に復職しリラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」で店長兼セラピスト。店長として6店舗、店長リーダーとして計14店舗の運営に携わる

 入社して2年目ぐらいの時、社内で開発したアプリのプロモーションビデオに出演することになりました。その時の恋人役が奥さんでした。公園で手をつないで歩いたり、仲良さそうに会話したりしたのですが、その時は特別な感情はありませんでした。

 この仕事を機にSNSを通じてやりとりするようになりました。誘われてデートしたのに、奥さんは全然話してくれませんでした。後日、当時音楽活動をしていた奥さんのライブに行きました。そこで元気に歌う奥さんの姿を見て、ガラッと印象が変わりました。モジモジからキラキラです(笑)。ライブに行ってなかったら、好きになってなかったと思います。

 奥さんの長所は明るくて社交的なところです。近所の人や保育園のママ友ともとてもうまく付き合っています。僕にはない素質です。

 子どもが生まれてからは子ども中心の生活ですが、月に1度は二人で過ごす時間を作りたいです。いつも家族をサポートしてくれてありがとう。

次のページ