Stray Kids[hair HEE U、Choi Yeonkyung(The J) make up Jun Jiwon、Park Jinhyeong 
styling Park Jungah、Park Yeri、prop styling 遠藤歩]
Stray Kids[hair HEE U、Choi Yeonkyung(The J) make up Jun Jiwon、Park Jinhyeong  styling Park Jungah、Park Yeri、prop styling 遠藤歩]

 2月22日、JAPAN 1st Album「THE SOUND」をリリースするStray Kids。作詞・作曲・プロデュースまでを自分たちで行う8人組が、自分たちの音楽について語った。AERA 2023年2月27日号から。

【写真】蜷川実花が撮った!AERA表紙を美しく飾ったStray Kids

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――Stray Kidsの独自性を決定づけた楽曲は、「God’s Menu」だろう。料理を取り入れた振り付けが印象的で、YouTubeのMVは公開から約2カ月でグループ初となる1億回再生(現在は3.7億回再生)を突破した。

バンチャン:この曲を収録するアルバム「GO LIVE」のリード曲は別の曲に決まっていたんですが、メンバーみんな、この曲が僕たちのやりたいことだと感じたので、総合プロデューサーのJ.Y.Parkさんに「この曲をリード曲にしたい」と訴えました。J.Y.Parkさんに「正しいと思うことを貫きなさい」と言ってもらって、リード曲として発表することになりました。

ヒョンジン:一度決まったリード曲を変えるのは異例のことでした。もし結果が伴わなかったらどうしようという不安もありましたが、「God’s Menu」はヒットして、自分たちの選択を後悔せずに済みました。

アイエン:曲を聴いた瞬間、無意識にベッドの上でヘッドバンギングしていました(笑)。それぐらい曲が良かったです。あの時のことは、ずっと鮮明な記憶として残っています。

リノ:Stray Kidsが突き進むべき道を示してくれた曲です。大きな幸せを与えてくれました。

チャンビン:「God’s Menu」のヒット以降、アルバムのリード曲を決めるときには、「God’s Menu」を超えたいと意識するようになり、Stray Kidsを新たなジャンルにするべく、より独自性にこだわるようになりました。

■さまざまな音を聴いて

――2月22日にリリースされるJAPAN 1st Album「THE SOUND」にも、そんな彼らの音楽への深いこだわりが詰まっている。

チャンビン:Stray Kidsがどんな風に音楽と向き合っているかを表現したアルバムです。

バンチャン:粗削りな生々しいエネルギーが込められています。タイトルにも表れている通り、僕たちのさまざまな“音”を聴いてもらいたかった。

ハン:幅が広いことはもちろん、ステップアップしていることを伝えるためにダイナミックであることにも気を配りました。

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