高橋将志さん(右)と高橋実穂さん(撮影/写真映像部・加藤夏子)
高橋将志さん(右)と高橋実穂さん(撮影/写真映像部・加藤夏子)

 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年2月13日号では、oto photoでニューボーンフォト撮影を担当する高橋将志さん、撮影アシストとフォトレタッチを担当する高橋実穂さん夫婦について取り上げました。※高は「はしごだか」

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 妻が39歳、夫が40歳のときに結婚。娘は3歳。

【出会いは?】共通の取引先の現場で定期的に顔を合わせるうち、音楽等の趣味を通して仲良くなる。

【結婚までの道のりは?】当初はお互いにあまり結婚の必要性を感じていなかったが、生活を共にするうち子どもを望むようになり、妊娠を機に婚姻。

【家事や家計の分担は?】家事は「○○はママ/パパと一緒がいい」という娘の要望に沿いつつ、空いているほうがやる。家計は一緒。

夫 高橋将志[45]oto photo(https://otonewborn.com/) ニューボーンフォト撮影

たかはし・まさし◆1978年、秋田県生まれ。明治大学を卒業後、スタジオ勤務やカメラマンアシスタントを経てフリーランスに。取材ポートレート、イベント関係の撮影、商品撮影など。2020年からニューボーン撮影を始める

 コロナが蔓延した2020年夏、彼女が「やりたい」と言って見せてくれたニューボーンフォトに共感して動き出しました。「感動した」など、ご家族からダイレクトに反応があるのですごくやり甲斐がある。きっかけをくれた妻に感謝しています。

 なんでもない日も家族で笑って過ごすと、いい一日だったと思えます。あれをしなきゃと焦ったり、先が不安になったりもするけれど、目の前で笑っている姿を見ると「これでいいかな、一緒ならなんとかなるか」と思えてくる。

 1人の頃は好きなように時間を使っていたけれど、特に子どもができてからは家族の時間を意識するように。仕事とプライベートの線引きや、効率的な仕事の仕方を心がけています。なかなかうまくできないんですけれど。

 一緒にいる時間が長いので、衝突することもあるのはしょうがない。その分、休みの日は遊びに行ってリフレッシュしています。適度に力を抜いて、これからも充実した仕事を続けていきましょう。

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