illustration 小迎裕美子
illustration 小迎裕美子

 待ち望んでいたK-POPアイドルの来日やライブが再開され始めた。推し活必須ワードを覚えて、【チュェエ】(推し)に会いに行こう。AERA 2022年7月4日号より紹介する。

※【 】内は韓国語にしたときの発音です。韓国語で発音するときに弱く発声する文字を( )で表記しました。本誌の記事では韓国語も掲載しています

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 K-POPアイドルグループの来日が、今年春から勢いづいている。新型コロナウイルスの感染拡大にともなう渡航制限が、約2年ぶりに緩和され始めたからだ。5月にはSEVENTEEN、NCT127、6月にはASTRO、StrayKidsと、K-POPを代表するボーイズグループが日本でパフォーマンスを披露した。7月以降もATEEZ、TOMORROW × TOGETHERといったトップアイドルたちが、続々と来日を控え、夏に向けていっそう盛り上がるのは間違いない。

“推し活”必須ワード

 そんな今こそ、ぜひ覚えておきたいのが“推し活”に欠かせない韓国語。ライブ会場での応援はもちろん、SNSでのコミュニケーションや情報収集も、はかどること請け合いだ。

 まず必須の基本ワードは、アイドル=【アイド(ル)】、ボーイズグループ=【ボイグル(プ)】、ガールズグループ=【ゴ(ル)グル(プ)】など。このように英語の発音をそのまま韓国語で表すことも多いので、日本語のカタカナから類推できたりするのがうれしいところだ。

 新しい音源をリリースしてプロモーションを始めることを指す「カムバック」は、【コ(ム)ベ(ク)】。アルバムは【エ(ル)ボ(ム)】、収録曲数が少ないミニアルバムはそのまま【ミニエ(ル)ボ(ム)】という。

 そのほか未公開映像などを指すビハインド=【ピハインドゥ】、ソロ活動=【ケイン ファ(ル)ットン】“個人活動”、所属事務所=【ソソ(ク)サ】“所属社”など漢字由来も多く、推し活でもよく使われる“最高”は、そのまま同じ漢字を韓国語読みした【チュェゴ】を使おう。

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