平井氏と面識がある県議会関係者は、かつてないほどの焦りを平井陣営に感じると言う。

AERA 2021年11月1日号より
AERA 2021年11月1日号より

「世襲議員である平井氏は、その存在そのものが、変わらない、変われない自民党の象徴のようになっている。一方の小川氏は自分でパーマ屋の息子だと言っているように正反対。庶民代表の小川氏が、職業政治家の平井氏に裸一貫で挑戦する。今回は自民党のコロナ対策の失敗も相まって、有権者は勧善懲悪の物語を期待しているような空気を感じる」

(編集部・中原一歩)

AERA 2021年11月1日号より抜粋