“オンライン同棲”から初対面で結婚 40代女性が語る「リアル交際にない」メリット (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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“オンライン同棲”から初対面で結婚 40代女性が語る「リアル交際にない」メリット

井上有紀子AERA
※写真はイメージ(gettyimages)

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 スマホの無料通話アプリをつなぎっぱなしにするオンライン同棲。会えないカップルの間で増えている恋愛スタイルだが、初対面した日に結婚したカップルもいる。AERA 2021年6月21日号から。

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 ソーシャルワーカーの女性(44)は、オンライン同棲をへて、初対面したその日に結婚した。

「都合のいい距離感だったので、かっこつけずにいられました」

 昨年5月、オンライン婚活を手がける会社のイベントで、熊本市内のホテルに勤める男性(32)と出会ったが、当時、女性は東京都住まい。緊急事態宣言が出ていたので、解除まで会えないことはわかっていた。そこで、毎日LINE電話を始めた。気づけば家にいる間はほぼつなぎっぱなしになった。

 当初から結婚を意識していた二人は、踏み込んだ話をした。月々のお金の使い方、得意な家事、子どものこと。

「付き合っていたら1年間は聞けなさそうな質問を1週間でズバズバ聞きました。ただ、本当に好きになる前だからできたのかもしれません」

 と女性は言う。リアルで出会ってデートすれば恋心が募る。

「嫌いになってほしくないと、自分をよく見せようとしていたと思います。そうやって探りながら付き合って、結局は合わなかったら、私の年齢を考えるとどうなのかなって思いました」

 その点、おしゃれも化粧もせず、部屋着でごろごろしながらの通話は気楽だった。

 流れでビデオ通話をすることになったときは「やば。すっぴんだった」と焦ったが、「これで嫌われるなら仕方ない」と潔く見せたところ、男性はむしろ「素の姿を見せてくれた」と喜んでくれた。

■暮らし共有に抵抗なし

 オンライン同棲からおよそ1カ月後、緊急事態宣言解除に合わせて、熊本で初めて会うことに。全身の雰囲気、においは対面しなければわからない。

「思ったより背が高くてきれい」(男性の印象)、「オンラインのまんま」(女性の印象)。その日にサプライズでプロポーズをされた女性は、受け入れた。


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