Cocomi、食卓で家族に切り出した一大決心 「音楽には神秘的な美しさを感じます」 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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Cocomi、食卓で家族に切り出した一大決心 「音楽には神秘的な美しさを感じます」

古谷ゆう子AERA
Cocomi/アフレコに入るまで、「彼女だったらどう反応するかな」と演じるキクコになったつもりで生活していたという。作中描かれるキクコの自由な感性に新鮮な驚きも覚えた[撮影/蜷川実花、strategist of photography 鈴木心、hair & make up 丹羽寛和(maroonbrand)、styling RyokoKishimoto(W)、costume DIOR、DIOR FINE JEWELRY(すべて表紙も)]

Cocomi/アフレコに入るまで、「彼女だったらどう反応するかな」と演じるキクコになったつもりで生活していたという。作中描かれるキクコの自由な感性に新鮮な驚きも覚えた[撮影/蜷川実花、strategist of photography 鈴木心、hair & make up 丹羽寛和(maroonbrand)、styling RyokoKishimoto(W)、costume DIOR、DIOR FINE JEWELRY(すべて表紙も)]

 6月11日公開予定のアニメーション映画「漁港の肉子ちゃん」で、声優に初挑戦したフルーティスト、モデルのCocomiさん。透明感ある声としなやかな心は、演じたキクコとどこか似ている。AERA 2021年6月14日号から。

【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾ったCocomiさんはこちら

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――6月11日から公開予定のアニメーション映画「漁港の肉子ちゃん」で声優を務めた。西加奈子による同名小説が原作で、明石家さんまが企画・プロデュース。映画「海獣の子供」などで知られるSTUDIO 4度がアニメーションを手がけた。

 漁港にある焼き肉店で働き、人々に“肉子ちゃん”と慕われる母を持つ小学生“キクりん”ことキクコの目に映る世界、そして二人の特別な関係が描かれる。

■愛で人は家族になれる

Cocomi:お話をいただいてから原作を読んで、キクりんのイメージを膨らませていくことから、役づくりを始めました。日常生活でも「彼女だったらどう反応するかな」と考えるようにして、アフレコに入るまでキクりんになったつもりで日々を過ごしていました。

 キクりんは標準語に関西弁、東北の言葉、さまざまな方言を使いわける器用な女の子です。私自身は言葉の使い分けに難しさを感じていて、関西弁は、アフレコの現場で明石家さんまさんが細かく丁寧に指導してくださり、とてもありがたかったです。

 キクりんが「名字の見須子(みすじ)にも『子(こ)』がつくから」と、関西弁で言うシーンがあるのですが、「子」にアクセントがあって、イントネーションも独特で、特にそのセリフは難しかったですね。さんまさんの言い回しを聞いて、私もその通りに音にして。さんまさんが「あ、それ!」とおっしゃるまで、繰り返しました。

――肉子ちゃんの声を担当する大竹しのぶとの声のやりとりも微笑ましく、魅力的だ。

Cocomi:大竹さんとの収録は別々で、私はイヤホンで肉子ちゃんの声を聞きながらアフレコをしたのですが、イヤホンから流れてくる大竹さんの声がとても心温まる声で、愛情を感じられて、聞くたびに感動していました。

 原作を読み始めた頃は、肉子ちゃんはどこまでも明るく、一方のキクりんは肉子ちゃんに対していろいろな感情を抱いているけれど何も言わずにいる、どこか大人びた女の子、というイメージでした。でも、読み進めると、それぞれの過去や葛藤があったうえで、いまの二人の姿があることがわかるようになる。愛があれば、人と人は「家族」になれるんだ、ということも改めて感じました。


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