Cocomi「気合100%で努力して吸収します」 インタビューで見せた真っすぐな素顔 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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Cocomi「気合100%で努力して吸収します」 インタビューで見せた真っすぐな素顔

古谷ゆう子AERA
フルーティスト・モデル Cocomi (c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

フルーティスト・モデル Cocomi (c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

 フルーティスト、モデルとして活躍するCocomiさんがAERAに登場。アニメーション映画「漁港の肉子ちゃん」では、初の声優に挑戦した。AERA 2021年6月14日号に掲載された記事を紹介する。

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 紫陽花(あじさい)が映し出されたスクリーンの前に現れると、ひとつの世界観が生まれ、物語が動き出したかのような感覚を覚えた。

 撮影が進むと、手足を伸ばし、自由に動き出す。自分の感覚を大切に、静かに、穏やかにその場を楽しんでいることが伝わってくる。

 大学に通いながらフルート奏者として活躍する。モデルとしても活動するなか、アニメーション映画「漁港の肉子ちゃん」で初めて声優に挑戦した。豪快で憎めない母を持つ、どこか達観した小学生“キクコ”の人物像を体に染み込ませるため、彼女の存在を意識しながら毎日を過ごした。

「そうすることで、私自身のリアクション一つ一つも変わっていきました。アフレコが終わっても、劇中で話していた関西弁が出てしまうほどでした(笑)」

 Cocomiの声や言葉は、メロディーに乗っているかのようにも感じられた。

「フルートの演奏も、声優の仕事も『表現する』という意味では大きな違いはないと思っています。劇中ではフルートも演奏しているのですが、映像を思い浮かべながら吹くのはとても楽しかったです」

 心に留めていたのは、「できる限りの努力をして本番に臨む」ということ。さまざまなパターンを考え、時間の許す限り、声やトーンを研究した。

 生演奏は毎回が勝負だ。フルート奏者として、きっとこれまでもたくさんの緊張を乗り越えてきたのだろう。そう伝えると「いえ、まだ少ない方だと思います」と、控え目な笑顔を見せた。

「自信や実力が足りなくても、気合100%で努力して吸収します」

 手もとには、取材に向け伝えたい気持ちを書き込んだノートがあった。どんなことにも真摯に取り組む努力家。そんな真っすぐな素顔を見た気がした。(ライター・古谷ゆう子)

AERA 2021年6月14日号


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