RM:BTSが、僕たちが考えるにどういう部分が人気があるのかについての答えが、同じ時代を生きる人について代弁する形だとか、そういうことについてJINさんが話してくれました。BTSがアルバムを作って、音楽を企画して制作する、そういう方式をさきほど僕たちが記者懇談会やインタビューでも申し上げたことがありますけれど、会社と僕たちで話をするんです。どういう情緒を持っているのか、どういう話をしたいのか、どういう気分なのかについて話をします。最近の関心事や話題は何か、インタビューのようなものをするんですね。そこでいつもあるバランスを見つけていくことになるんですけれど、BTSがやりたいものは何なのか、表現したいものは何なのか、反対に人々がぼくたちの音楽から聴きたいものは何なのか、それについての悩みがいつもあります。先ほど申し上げた、ヒップホップのグループから始まって、学校シリーズ、「花様年華」シリーズ、「LOVE YOURSELF」シリーズ、「MAP OF THE SOUL : 7」「Dynamite」「BE」「Butter」まで来ましたが、毎回アルバムの企画と、そのときの曲と、特にタイトル曲ですね、そういった曲たちは僕たちがその瞬間に下した最善の決断だったと思うんですね。私たちはニューノーマルを迎えて、同じ時代にはどういう価値を追いかけるべきなのか、どういう価値について話すべきなのかについて、すごく責任が重いんですけど、いま「Butter」をもって、僕たちなりの一つの答えを出したと言えます。次に出てくる答えが、今ある悩みから、導き出される僕たちの結論になると思います。毎回僕たちが発表する、記者懇談会でこのように申し上げる、1年に2、3回くらいあるこういったアルバムと曲たちが、僕たちなりの最善ベストを尽くした結果であり答えだというふうに考えてくださったらと思います。

SUGA:あと、聞いてくださる方のために音楽をしています。、僕の場合はテグで音楽を始めた時に、観客2人の前でやったこともあります。ソウルに上京して、いろいろやりながら、音楽を続けてきましたが、聞いてくださる人がいない音楽をした時の、心の傷だとか、悩みに比べたら、いま大変多くの愛をもらっています。だから僕はそういった意味で、僕たちの音楽を聴いてくださるファンの方たちのために音楽をする、そしてファンの皆さんが好きな音楽をするというのは当たり前のことだと、小さい頃から考えてきました。ですので、誰のために音楽をするべきなのか、と考えるんですけれど、その答えはいつもファンのみなさんでした。だから、聞いてくださる人がいない音楽は、僕にとっては少し悲しい記憶がたくさんあるので、ぼくは特にそうするべきだと思います。

RM:このような状況、そしてお忙しい中、ご臨席くださいまして、そしてアンタクト(非接触)の時代に、本当にこのように直接お会いできて、目の前で直接お話できて、本当に幸せで、僕たちもとても力をもらえました。いつもあたたかい記事で応援くださりありがとうございます。これからも素敵な音楽を通じてお会いできるよう、最善を尽くして、「Butter」の活動も頑張ります。本日もありがとうございました。BTSでした。

(編集部・小林佳世、木村恵子)

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