JIN:なぜこれだけ多くの人たちが僕たちを愛してくださるのかについて、いろいろとインタビューを読んだり、動画を探してみたりしたこともあるのですが、「同年代の話をしてくれてありがとう」という、内容がありました。今ここで悩んでいてどうすればいいかわからないのに、彼らはこう考えているのか、こんなふうに解決しているのか、というふうに共感できる方が多いことに気づきました。そこが共感を得られた部分があったのではないかと思います。

記者:アメリカのドラマ「フレンズ」にも出演されるようですが、英語で演技されたのか気になります。(「Butter」のティーザーがQueenの)ツイッターにリツイートされて話題になりましたが(後に削除)、サンプリングについてもお願いします。

RM:「フレンズ」は、ネタバレすると放送局はあまり喜ばないと思いますが、撮影は終えました。どのような形になるのかは、直接ご視聴お願いします。具体的にお話しできないのはご了承ください。僕たちの先生と言ってもいいQueenについて、韓国で映画「ボヘミアン・ラブソディー」も流行りましたが、今回のティーザー広告にバイラル(口コミによる拡散)があったのではと聞きました。サンプリング、オマージュではないことをお答えします。

記者:先ほどQueenの話があったのですが、オマージュやサンプリングではないとお答えくださいました。追加でティーザーを見た時に、コラボを少し示唆するような表現があったので、ファンにも期待があったと思います。サンプリングやオマージュじゃないと言っても、コラボや何か追加的な動きがあるのか、なければ全くないのか聞きたいです。

JIN:まだその部分については計画がありません。よい機会があればいつでもご連絡を待っていますのでよろしくお願いします。

記者:最近オープンされた「ハイブ_インサイト」(BTSの所属事務所HYBE新社屋に建てられたミュージアム)の展示で映像を見たところ、RMさんとSUGAさんが話されていた内容が印象的でした。RMさんが「人々の心に長く残ることをしたい」と話されましたし、SUGAさんは「聞いてくださる方のための音楽をしたい」と話されました。BTSとしてどういう価値を残していくかということについて、悩みの延長線なのかなと思うのですが、悩みのきっかけは何なのか、悩みに対する答えは得たのか、聞きたいです。

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ニューノーマルの時代に追いかける価値