高橋:うん。僕はもともとダンスが大好きだけど、今回の新曲は今までにないくらい、すごくストイックに練習できて、全体的にレベルが上がったと思う。皆を褒めたいです!

■団体の力を出したい

――デビュー3周年を迎え、グループとしてさらに強化したいことを尋ねると、「関係性」という声が重なった。彼らはさらなる高みを目指している。

岸:それが芸につながっていくこともたくさんあると思うので。もっとみんなを知っていきたいですし、コロナが落ち着いたらパーティーもしたいですし。

平野:パーティー!(笑)

高橋:でもわかる。やっぱり、団体の力をもっと出したいんですよ。みんなが合わさったときの戦闘力はまだ足りないと思うので、そこは鍛えていきたい。

神宮寺:まだ3周年なので、僕らを支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、もっと絆を深めて、年数を重ねていければいいなと。

永瀬:濃く深く、格好よく。5周年に向けて仲良く力を合わせたいですね。

平野:今はまだ振り返る時じゃないですからね。どんどん新しいことに挑戦しなきゃいけないし。でも、“周年”といえば、毎年集まってみんなでご飯に行ってたのが、今は行きづらいね。

神宮寺:去年も行けなかったでしょ。最初の緊急事態宣言中だもん。一昨年前ぐらいになるか、この日に集まれたのは。

岸:だから、俺の今の夢はみんなでキャンプに行くことです。

全員:(笑)。

岸:それぞれで会うときもあるんですけど、やっぱりメンバーのプライベートな時間で、火を囲みながら展望を語り合ったり、ご飯食べたりしたくて。

平野:それ、仕事じゃなかったら最高だね(笑)。プライベートで行きたいよね。

岸:そう、プライベートで。時間もないからこそ憧れる。

永瀬:全く同意です。いいと思います(笑)。

■ドームで「今」見せたい

――多忙を極める彼らだが、昨年、ステイホーム期間を経験し、仕事ができるありがたさを感じるという。

高橋:最初の緊急事態宣言のときは、ずっと家にいたので、すごくつらかった。アイドルはみんなを応援する仕事だと思うんです。誰かを幸せにしてこそ満たされる職業というか。それができない自分の存在意義とか、みんなに見てもらえない寂しさ……その頃に比べると、今は幸せですね。ドラマの撮影で大変な部分はありますけど、幸せだなって思います。制限も多いけど、少しずつできることも増えている気もしますし。

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