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家族をチームとして捉えると面白そう 交際期間なしの気軽な「ポテチ婚」で結ばれた二人
2021/05/10 16:00
![【妻】大関はるか [41]ひのでやエコライフ研究所 主任研究員:1979年、リビア・トリポリ生まれ。デンマークのThe International People’s Collegeを経て長崎大学環境科学部卒業後、2003年から現職。省エネやごみ減量などエコライフを広めるためのイベントやワークショップを企画・運営し、ボードゲーム「みんなのごみ」の企画・作家との共同製作も手がける/【夫】山見拓 [40]ひのでやエコライフ研究所 取締役:1980年、奈良県生まれ。放送大学教養学部卒業。在学中から環境NPO・NGOの活動に参加し、2009年、ひのでやエコライフ研究所入社。家庭向けエコライフのサポート、小中規模事業所の省エネルギー診断や提案、自治体の温暖化対策の支援、省エネの調査研究等を行う。市民科学者を育てる「高木学校」の運営メンバー(写真/楠本涼)](http://cdn.images-dot.com/S2000/upload/2021050600042_1.jpg?update=20211203200005&width=1348&fit=bounds)
AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2021年5月3日-10日合併号では、ひのでやエコライフ研究所 研究員の大関はるかさん、夫で同所取締役の山見拓さん夫婦について取り上げました。
* * *
2012年、夫31歳、妻32歳で結婚。長男(1)と3人で暮らし、友人家族たちと同じ敷地内に住む。
【出会いは?】同じ職場で席が隣だった。
【結婚までの道のりは?】東日本大震災がきっかけ。妻は発生直後から三陸に通う中で価値観が変わり、平穏の大切さに気づく。夫は一人でできる限界を感じ、家族というチームを作ってみたいと思うように。妻が夫に「私と結婚できるか」と尋ね、夫が3日悩んだ末「アリだ」と結論。交際期間はなし。
【家事や家計の分担は?】料理は妻、掃除と洗濯は夫がやることが多いが、状況に応じて分担。家計は、各自の収入に応じた額を毎月入れて、家用の財布で管理している。
妻:大関はるか[41]
ひのでやエコライフ研究所 主任研究員
おおぜき・はるか◆1979年、リビア・トリポリ生まれ。デンマークのThe International People’s Collegeを経て長崎大学環境科学部卒業後、2003年から現職。省エネやごみ減量などエコライフを広めるためのイベントやワークショップを企画・運営し、ボードゲーム「みんなのごみ」の企画・作家との共同製作も手がける
うちら弟から「ポテチ婚」って言われていて、ポテトチップスを食べるみたいに気軽に結婚したという造語です。仕事を通して相手の考え方や性格をよくわかっていたので、交際しなくてもよかった。拓さんはチームメートとしてありえると思って、結婚できるかを私から聞いたんです。
人生ほとんど共同生活だったので、今もコミュニティーで暮らし、ホームステイの受け入れもします。私の中にはいつもアイデアがある。だけど10個思いついても言うのは一つ。拓さんは心の準備がいるから、段取りしておいて相手の言葉を待つ。ホームステイ案も、部屋が空いた時に「誰もいないってさみしいね」って彼が言ったので、出た!と、少しずつ攻め寄る。進めているとは言わずに(笑)。
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