――河野さんはよくTwitterを使っていますが、ネットは好きですか? 

河野 Twitterもホッとするときかもしれませんね。僕は大学卒業後の1986年に、富士ゼロックスという会社に就職しました。ゼロックスは、当時からネットワークをつなげて、世界中のオフィスと電子メールで仕事のやりとりをする、すごく先進的な会社でした。そうして早くからネットワークを使っていた経験が、今も役に立っているんだと思います。

――日本の好きなところと変わったほうがいいなと思うところを教えてください。

河野 日本の好きなところは、安全なところです。食事もおいしい国だと思います。変わったほうがいいなと思うのは、日本人は英語が話せないことです。今、世界で一番使われているのは英語です。日本人がもっと英語が話せるようになったら、日本のいいところをもっと外国の人に伝えられるし、将来、世界中どこでも働くチャンスがある。みなさんもぜひ、1億2千万人の日本人だけでなく、78億の世界中の人とコミュニケーションできるようになってくださいね。

河野太郎さん
1963年、神奈川県生まれ。自由民主党所属の政治家。96年に衆議院総選挙に初当選。その後、総務大臣政務官や法務副大臣、外務大臣、防衛大臣などを歴任。現在は規制改革担当大臣として活躍中。

(構成 ジュニアエラ編集部・吉田美穂)

※月刊ジュニアエラ 2021年5月号より

ジュニアエラ 2021年 05 月号 [雑誌]

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吉田美穂
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