アメリカの大学教授直伝! 子どもを伸ばす5つの「戦略的ほめ方」と日本人が苦手な「日常的ほめ方」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

アメリカの大学教授直伝! 子どもを伸ばす5つの「戦略的ほめ方」と日本人が苦手な「日常的ほめ方」

連載「ここがヘンだよ日本の育児!」

大井美紗子AERA#AERAオンライン限定#子育て
子どものほめ方は難しい。やる気をアップさせるほめ方を学びたい親は多いだろう(写真/gettyimages)

子どものほめ方は難しい。やる気をアップさせるほめ方を学びたい親は多いだろう(写真/gettyimages)

「子どもをほめよう」とはいうものの、どうほめたらいいかわからない。そう感じている親御さん、多いんじゃないでしょうか。

【画像】親のSNS投稿が子どもを危険に!気を付けたい5つのポイントはこちら

 2児の母であるライターの私自身もそのひとりです。というのも、前回ご紹介したようにこの世には「逆効果なほめ方」も存在するからです。おさらいすると、

【逆効果なほめ方】
1、時間がたってからほめる(そういえば昨日のあれは偉かったね~)
2、愛情に結び付けてほめる(□□できるあなたはいい子ね)
3、余計なひと言を付け足す(すごいね~いつもこうだったらいいのに)

 この3つのやり方ではせっかくのほめ言葉も台無しになってしまうと、イェール大学で心理学と児童精神医学のスターリング・プロフェッサーを務めるアラン・E.カズディン教授は述べています。では、効果的なほめ方とはどんなものか? カズディン教授のアメリカ人向けオンライン講座からかいつまんでご紹介したく思います。

 まず教授は、ほめ方には2種類あると言っています。ひとつは、毎日の習慣になっている《日常的ほめ方》、もうひとつは親が意識的に行う《戦略的ほめ方》です。

《日常的ほめ方》について、カズディン教授は講座では触れていません。というのも、多くのアメリカ人はほめ言葉の語彙をたっぷりストックして、普段から自然に使っているからです。誰かに習うまでもありません。Great!(すごい!)、Fabulous! (すばらしい!)、Good job! (よくやった!)、I like it! (いいね!)、Well done! (よくできました!)……。気軽に使える短いフレーズが、ここには載せきれないほど豊富に存在します。

 一方の《戦略的ほめ方》、これは保護者が特に「子どものこういった点を伸ばしたい」あるいは「こんな点を改善したい」と考えたときにピンポイントで使う方法です。全部で5つ、順番に見ていきましょう。

《戦略的ほめ方》
1、おおげさに声のトーンを変え、ジェスチャーを交える
 出だしからハードル高いな、と思われたかたはすみません。確かに日本人にはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、ここは役者かアメリカ人になりきったつもりで、「わ~! 〇〇ちゃんすごお~い! よくできたね~~~!!!」と、声の高さを半オクターブ上げてスタンディングオベーション。子どもはびっくりするでしょうが、まんざらでもないはずです。


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい