川栄李奈の意外な哲学 「よい妄想を描くより、ダメな妄想から入ります」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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川栄李奈の意外な哲学 「よい妄想を描くより、ダメな妄想から入ります」

藤井直樹AERA

 AKB48卒業後、女優として活躍の幅を広げる川栄李奈さんが、AERAに登場。芸能界入りして10年目になるいま、俳優という仕事にかける思いを語った。AERA 2021年1月25日号から。

【写真】映画「泣くな赤鬼」では母親役に挑戦した川栄さん!

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 スタジオに組まれたパステル調のセットを目にした瞬間、「うわぁ、かわいい!」。そのひと言で一気に場が和んだ。

「最近は写真を撮っていただく機会があまりないので、すごく楽しかったです。自分では絶対に買わないような衣装を選んでみたり、メイクもいつもより濃くしてもらいました(笑)」

 アイドルグループAKB48を卒業後、俳優として目覚ましい活躍を見せている。2月からは自身2度目の大河ドラマとなる「青天を衝け」に出演する。来年度後期放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、ついに朝ドラヒロインを射止めた。祖母・母・娘の3世代にわたる物語で、それぞれの時代のヒロインを上白石萌音、深津絵里、川栄が演じる。

「先日、初めて深津さんとお会いしたんですけど、とても優しくて明るい方で。萌音ちゃんとは朝ドラだけでなく大河でも一緒なので、すごく心強いです」

 大作への出演が続く2021年、さぞ気合が入っているだろうと水を向けると、意外な答えが返ってきた。

「特に変わらないです。もちろん、『しっかり頑張ろう』という気持ちはありますけど、自分の中でよい妄想をすると、ダメだったときにすごい落ち込んじゃうと思うので、ダメな妄想から入ることにしているんです、常に(笑)」

 もう一つ、芸能界入りしてから10年間いつも大切にしてきたことがある。

「調子に乗らないというか、低姿勢でいることはずっと意識していて。AKB時代にたくさんの先輩を見てきましたが、愛される方ってみなさん謙虚なんです」

 ドラマで共演した名バイプレーヤー・光石研との出会いも大きかった。

「もちろんお芝居も素晴らしいけれど、誰よりも誠実で、人として素晴らしい方だと感じました。私の理想像です」

(編集部・藤井直樹)

AERA 2021年1月25日号


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