マスクペロン。
●10月19日号／トランプ大統領が新型コロナに感染し入院するも、わずか3日でホワイトハウスに帰還し、カメラに向かってマスクを外すパフォーマンス。感染防止への認識が、甘すぎです。

学術懐疑。
●10月26日号／菅内閣が、推薦された学術会議メンバー候補のうち6人の任命を拒否。いずれも過去に政府の政策や主張に疑義を唱えていた学者で、人事の力で支配する菅氏の手法の表れとも。

勝てば都。
●11月2日号／いわゆる「大阪都構想」への賛否を問う2度目の住民投票は、吉村府知事の人気や、前回は反対だった公明党の態度変更といった追い風にもかかわらず、反対多数に終わった。

さて、どーなるド？
●11月9日号／米大統領選はいよいよ投開票直前。一時はバイデン氏優位とされたメディアの予想も「拮抗」へと変化した。

トラれたら、バイ返しだ！
●11月16日号／米大統領選は開票開始直後に南部などでトランプ氏が勝利を確実にして先行するも、激戦州を次々にバイデン氏が奪って優位に。両氏とも史上最多得票というまれにみる激戦だった。

サンパが街に…。
●11月23日号／冬の到来とともに感染が急拡大し、「第3波」の懸念が現実に。またあの悪夢のような日々が訪れるのか。

注意換気。
●11月30日号／巻頭特集では「対策の穴をふさぐ」として第3波の実相と感染防止の在り方を検証。結局は換気やマスク着用、手洗いという基本を徹底することが一番の武器だ。

GoTo,or not GoTo……
●12月7日号／第3波の拡大を受け、北海道や大阪で「Go Toトラベル」を一部停止。最も感染者が多い東京も停止するべきか、経済への影響も踏まえて世論が真っ二つに割れた。

お先サっクラ。
●12月14日号／「桜を見る会」の前夜祭で、安倍前首相側が費用を負担したことが違法の疑い。東京地検特捜部は、秘書に続き本人にも事情聴取を要請した模様で、前首相の前途に暗雲。

ドコよりモ安い？
●12月21日号／菅政権の求めに応じる形でNTTドコモが打ち出した新料金プラン「アハモ」は業界最安水準。値下げ競争の口火を切ったが、格安スマホ各社や販売店の淘汰を懸念する声も。

（編集部・上栗崇）

※AERA　2020年12月28日－2021年1月4日合併号