上栗崇
●3月9日号／安倍首相が全国の小中高校などを一斉休校すると発表。教育現場で感染が広がっているとのエビデンスもない中の突然の発表に、「やりすぎだ」との批判も広がった。
ゲ、ゲ、マスクもペーパーもない。
●3月16日号／需要が急増したマスクに加え、SNS上で拡散した噂がきっかけでトイレットペーパーまで品薄に。令和の世に再来したオイルショックを思わせる大混乱にため息。
桜咲くコロナのに…。
●3月23日号／桜前線が列島を北上。各地から開花の知らせが届く中、お花見どころか外出もはばかられる状況に。
史上最大のダウん。
●3月30日号／ニューヨークのダウ平均が史上最大の下落。多くの投資家が、コロナ禍が世界経済に与える打撃を不安視した。
やるとは言エンキはしてた。
●4月6日号／安倍首相と国際オリンピック委員会のバッハ会長が電話会談し、東京五輪・パラリンピックを1年程度延期することで合意。多くの人の受け止めは「やっぱりね、そうだろね」。
志村、なぜ逝くの。
●4月13日号／志村けんさんが新型コロナに感染し、死去。希代のコメディアンを襲った70歳の早すぎる死に、日本中が悲しみに包まれた。この原稿を書いている筆者の目からも、涙が落ちています。
＃うちで読もう
●4月20日号／ミュージシャンの星野源さんがSNSに投稿した動画「うちで踊ろう」が大きなうねりとなり、プロアマ問わず多数のコラボ動画が投稿された。アエラも、うちで読もう。
世帯に二つだけの…。
●4月27日号／マスク不足に対応するとして、政府がいわゆる「アベノマスク」を配布。小さすぎるサイズ感、家族の人数にかかわらず1世帯2枚という中途半端さに怒りの声が。
国民の怒り、じゅうまん。
●5月4・11日合併号／政府が国民1人あたり10万円の定額給付金の支給を決定。名目は経済対策だが、緊急事態宣言に不満をつのらせる国民をなだめる「人気取り」の側面が大きかった。
延び…延びた…。
●5月18日号／安倍首相は緊急事態宣言を5月末まで延長すると表明。ドラえもんのひみつ道具でもないとこのトンネルからは抜け出せないのでは、と落胆が広がった。
ジェーン・スー
北原みのり
田村耕太郎
